▲写真=UTOIMAGE
イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が今月初め、ドナルド・トランプ米大統領と会談したサッカースター、リオネル・メッシの行動を問題視し、イランの子どもたちに彼のユニホームを燃やすよう指示したという報道があった。
英国に本部を置く反体制メディア「イラン・インターナショナル」の報道によると、IRGC傘下の民兵組織「バシジ」は22日、テヘラン州パランドで開催された戦闘応援集会のさなかに、若..
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▲写真=UTOIMAGE
イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が今月初め、ドナルド・トランプ米大統領と会談したサッカースター、リオネル・メッシの行動を問題視し、イランの子どもたちに彼のユニホームを燃やすよう指示したという報道があった。
英国に本部を置く反体制メディア「イラン・インターナショナル」の報道によると、IRGC傘下の民兵組織「バシジ」は22日、テヘラン州パランドで開催された戦闘応援集会のさなかに、若者たちが見守る中でリオネル・メッシのユニホームを燃やさせたとのことだ。
公開された動画を見ると、メッシのインテル・マイアミのユニホーム、アルゼンチン代表ユニホーム、FCバルセロナのユニホームが何着も地面に広げられている。隊員はこのユニホームを1枚ずつ火に投げ入れ、焼却した。子どもと見られる小柄な人物も自らユニホームを火に投げ入れている。
主催者側は「メッシがトランプ米大統領との会談で戦闘争を支持した行為に対し、抗議する意味でやった」と説明した。交流サイト(SNS)にはこの他にも、子どもたちがイラン国旗を掲げてメッシのユニホームを燃やす動画や写真が多数投稿されている。
イランでメッシに対する反感が高まっているのは、今月5日に米ホワイトハウスで開催されたメジャーリーグサッカー(MLS)カップ優勝イベントが原因だ。トランプ大統領はこのイベントで選手たちを後ろに立たせ、「我々はチャンピオンが好きだし、勝者も好きだ」と語った後、突然中東情勢に言及した。
トランプ大統領は「米軍は素晴らしいイスラエルと共に、予定よりはるかに早く敵を完全に全滅させつつある」「我々は本当にうまくやっている。今まで誰も見たことのない最高の軍隊だ」と言った。トランプ大統領の発言が一区切りするたび、会場からは拍手が湧き起こった。
儀礼的な拍手だとも解釈できるが、ネットユーザーの一部は「メッシはトランプの対イラン軍事作戦に拍手を送った」と批判した。パレスチナ系米国人作家のアリ・アブニマ氏は「空虚で利己的な人々だ」と、イランのネットユーザーたちは「メッシがイラン国民の虐殺を支持した」と表現した。
ただし、英紙電子版「ザ・テレグラフ」は6日付の報道で、「メッシを含むインテル・マイアミの選手の一部は、やむを得ずその拍手に賛同せざるを得なかった」「メッシは、自身のMLSカップ優勝によって、議論の多い戦闘を支持する場へと暗黙のうちに導かれてしまうとは想像すらできなかっただろう」と書いている。
チェ・ヘソン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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