▲イラスト=UTOIMAGE
25年間にわたりメタンフェタミン、ヤーバー、ケタミンなど総額18兆ウォン(約1兆9000億円)相当の覚醒剤・麻薬を流通させてきたタイ人の国際麻薬組織元締めが韓国の情報当局に摘発され、タイへ送還された。
韓国国家情報院が法務部(省)・警察と合同で構成した専門担当チームでは4月6日午前2時にソウル市江南区のホテルでタイ人の男(43)を摘発した。国家情報院が7日に明らかにした。男は同日午前中にタイへ送..
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25年間にわたりメタンフェタミン、ヤーバー、ケタミンなど総額18兆ウォン(約1兆9000億円)相当の覚醒剤・麻薬を流通させてきたタイ人の国際麻薬組織元締めが韓国の情報当局に摘発され、タイへ送還された。
韓国国家情報院が法務部(省)・警察と合同で構成した専門担当チームでは4月6日午前2時にソウル市江南区のホテルでタイ人の男(43)を摘発した。国家情報院が7日に明らかにした。男は同日午前中にタイへ送還された。
タイ麻薬制圧委員会事務所(ONCB)によると、男は過去25年間にわたりメタンフェタミン11.5トン、ヤーバー2億7100万錠、ケタミン5トンなどの覚醒剤・麻薬をタイおよび第三国に流通させた容疑が持たれているという。単一組織の流通量としては異例の多さだ。
これを韓国における時価で換算すると、メタンフェタミンが4兆6000億ウォン、ヤーバーが13兆ウォン、ケタミンが1兆2000億ウォンなど、合計で18兆8000億ウォンに上る。 使用人数で換算すると、メタンフェタミンが3億8000万人分、ヤーバーが2億7000万人分、ケタミンが1億人分で、合計すると約7億人が使用できる量になる。
タイ当局は過去10年間で男に対して逮捕状を50回発行したが、男は毎回取り締まりをすり抜けて犯行を重ねてきたとのことだ。
今回の摘発は、タイONCBバンコク支部長が韓国国家情報院国際犯罪情報センターに男の韓国入国を情報提供したことから始まった。国家情報院は情報提供を受けた3月28日、直ちに法務部・警察と専門担当チームを立ち上げた。
専門担当チームが行動を追跡した結果、男は第三国のパスポートで合法的に入国し、ソウル・江南地区のホテルに滞在していることが確認された。このため、タイ側に国際刑事警察機構(ICPO、通称:インターポール)の国際逮捕手配書(赤手配書)を要請し、5日後に受け取った。タイ当局の緊急要請から10日後に摘発に成功したものだ。
タイ法務相は、男がタイの空港に到着した直後に現地メディア向けの記者会見を開き、韓国当局の協力内容に言及した。
韓国国家情報院の関係者は「これまで築いてきたタイONCBとの信頼関係を基に、有機的な協力と政府機関間の連携を通じ、超大物の麻薬密売人を迅速に摘発した国際協力の模範事例だ」と語った。
イ・テヒョン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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