▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】インドのある男性が、亡くなった姉の口座に残っていた1万9300ルピー(約3万2000円)を引き出すため、遺骨を拾って銀行に行くという悲しい出来事が起きた。
インドのテレビ局NDTVが27日(現地時間)に報道したところによると、インド・オリッサ州ケーンドゥジャル県ディアナリ村に住むジトゥ・ムンダさんは先日、姉の遺骨を入れた包みを背負い、真夏の太陽の下を約3キロメートル歩いて銀行へ行..
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▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】インドのある男性が、亡くなった姉の口座に残っていた1万9300ルピー(約3万2000円)を引き出すため、遺骨を拾って銀行に行くという悲しい出来事が起きた。
インドのテレビ局NDTVが27日(現地時間)に報道したところによると、インド・オリッサ州ケーンドゥジャル県ディアナリ村に住むジトゥ・ムンダさんは先日、姉の遺骨を入れた包みを背負い、真夏の太陽の下を約3キロメートル歩いて銀行へ行ったとのことだ。
この出来事は2カ月前、ジトゥさんの姉カクラ・ムンダさんが亡くなったことに端を発する。夫と子どもに先立たれたカクラさんにとって、唯一の親族は弟ジトゥさんだけだった。ジトゥさんはカクラさんが亡くなった後、生活費ためにカクラさんの口座に残っている預金を引き出そうとしたが、銀行側は「預金者本人が直接来るか、法的相続人であることを証明する書類を提出しなければならない」と言って拒否した。
読み書きができないジトゥさんは死亡診断書や相続書類といった複雑な書類手続きが理解できず、何のサポートも受けられずに家に帰った。そして、村の火葬場へ行き、姉の遺骨を拾って布で包み、再び銀行へ向かった。
遺骨を持って銀行に現れたジトゥさんの姿に、人々は大きな衝撃を受けた。そして、「貧しい人がお金を引き出すのがなぜこんなに大変なのか」と怒りをあらわにした。
通報を受けて出動した警察は、ジトゥさんを説得して落ち着かせた上で事件を引き継いだ。警察では「今回の事件は人道的観点から処理する方針だ」「銀行側に正式な回答を求めているところだ」と話している。
チョン・ウヨン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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