「ボクシングも建築も人生も闘う緊張感を失った瞬間に終わり迎える」 建築家・安藤忠雄氏インタビュー

2026/05/18 20:19

【インタビュー】日本の世界的建築家・安藤忠雄氏

▲安藤忠雄氏が設計した済州本泰博物館「ボンスター」展示場の内部。天井の三角形の窓から差し込む日差しが階段を照らしている。/金潤徳記者

 「コンクリートの詩人」安藤忠雄はかつて喧嘩の番長だった。かけっこと格闘が得意で、高校2年生の時にプロボクサーになった。その喧嘩の番長を建築の道へと導いたのは「光」だ。長屋に改装するため、祖母の家の古い屋根が持ち上げられた瞬間、暗闇の世界に差し込んだ一筋の光。乾いたパンを噛みしめながら作業に没頭する大工に魅了された彼は独学で建築を学び、光と水と風を人間の生活に最も創造的に取り入れる建築家となった。..

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