大統領警護処をだまして秘話フォン(盗聴防止機能付き携帯電話)を受け取り、ノ・サンウォン元国軍情報司令官に渡した疑いで裁判にかけられた金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防相に、実刑が言い渡された。
ソウル中央地裁刑事合議34部(裁判長:韓聖振〈ハン・ソンジン〉部長判事)は19日、偽計による公務執行妨害、証拠隠滅教唆の容疑で起訴された金・前国防相に懲役3年を宣告した。
特別検察官チームの求刑(5年)より..
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大統領警護処をだまして秘話フォン(盗聴防止機能付き携帯電話)を受け取り、ノ・サンウォン元国軍情報司令官に渡した疑いで裁判にかけられた金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防相に、実刑が言い渡された。
ソウル中央地裁刑事合議34部(裁判長:韓聖振〈ハン・ソンジン〉部長判事)は19日、偽計による公務執行妨害、証拠隠滅教唆の容疑で起訴された金・前国防相に懲役3年を宣告した。
特別検察官チームの求刑(5年)より2年少ない刑だった。
裁判部は、金・前国防相の容疑を全て有罪と認めて「被告人は長官の職位を利用して偽計公務執行妨害の犯行に及び、証拠隠滅教唆の犯行で非常戒厳宣布を巡る実体的真実の発見が難しくなり、適切な刑事司法権行使に支障を招いた」と叱責(しいせき)した。
その上で「ただし、犯行当時において刑事処罰の前歴がないことは有利な要素として考慮した」と説明した。
金・前国防相側は、偽計公務執行妨害の容疑は先に別途起訴された内乱重要任務従事の容疑に含まれるとして、公訴棄却を宣告してほしいと求めたが、受け入れられなかった。
裁判部は「両容疑の構成要件は異なっているので、二重起訴には該当しない」と判断した。
金・前国防相側は言い渡しの直後に声明を出し「事件の一部のみを脚色して名前だけが違う違法な公訴提起をそのまま首肯した一審裁判部の判断に不服」だとして、すぐに控訴を提起すると表明した。
金・前国防相は非常戒厳宣布前日の2024年12月2日、大統領警護処をだまして秘話フォンを受け取り、これをノ元司令官に渡した疑いが持たれている。
非常戒厳事態後の同月5日、随行秘書役の民間人に「戒厳関連の書類などを全て始末しろ」と指示した疑いもある。
チョ・ユンジョン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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