▲イラスト=UTOIMAGE
子どもは母親が家で面倒を見るべき、という認識が、韓国で以前に比べて大幅に低下したことが分かった。子どもを母親が世話することに反対する意見が賛成意見を上回ったのは、関連のアンケート調査が始まって以来、18年で初めてのことだ。
【表】韓国全体の保育園数の推移
18日に韓国保健社会研究院が公表した「2025年韓国福祉パネル調査・分析報告書」によると「子どもは家で母親が世話をすべきだ」という意見に反対する..
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子どもは母親が家で面倒を見るべき、という認識が、韓国で以前に比べて大幅に低下したことが分かった。子どもを母親が世話することに反対する意見が賛成意見を上回ったのは、関連のアンケート調査が始まって以来、18年で初めてのことだ。
【表】韓国全体の保育園数の推移
18日に韓国保健社会研究院が公表した「2025年韓国福祉パネル調査・分析報告書」によると「子どもは家で母親が世話をすべきだ」という意見に反対するとの回答は34.12%で、賛成(33.83%)を上回った。今回の調査は昨年2月から6月にかけて、7300世帯の15歳以上の韓国国民を対象に実施した。
具体的には「反対」が27.86%、「大いに反対」は6.26%だった。一方、「賛成」が26.91%、「大いに賛成」は6.92%だった。「賛成でも反対でもない」は32.05%だった。
この質問を始めて実施した2007年には、「子どもは母親が家で世話するべき」と考える人は64.7%で、このうち「大いに賛成」は16.4%、「賛成」が48.3%だった。一方で反対は17.6%(反対15.9%、大いに反対1.7%)にとどまった。子どもは家で母親が世話するべきという意見が、18年の間に64.7%から33.83%まで低下する一方、反対するという意見は17.7%から34.12%まで増加したのだ。
こうした変化は、女性の社会進出が進むにつれ、育児を家庭だけに任せておくべきではないという認識が広がったためだと分析されている。既婚女性の就業率は、2007年の49.1%から25年(上半期)には67.3%へと上昇した。昨年の数値は、関連統計開始以来、最高値だった。18歳未満の子どもを持つ女性の就業率も64.3%で、過去最高を記録した。キャリアが断絶した女性の割合も、14年の22.2%から昨年には14.9%まで低下した。梨花女子大学経営学科の尹正九(ユン・ジョング)名誉教授は「最近では、女性も男性と同じようにキャリアを継続すべきだという認識が広がり、企業や社会もそれを認める雰囲気が形成された」「特に人口問題が国の重要な政策課題となる中、育児を家庭や母親だけに任せるのではなく、社会全体で解決すべきだという認識も高まった」と説明した。
チョ・ソンホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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