▲イラスト=UTOIMAGE
実力が拮抗した卓球選手の試合では、ネットインが勝敗を分けることがよくある。ボールがネットに軽く当たって越えていく状況は、反射神経に優れた選手でも対応が難しい。最近ソニー開発の卓球ロボット「エース」と日本側選手による対戦映像で、ロボットがネットインまで処理する場面を見て感嘆した。予期せぬ状況でもロボットは変化を読み取り、瞬時に判断して機敏に対処することができた。高齢者の身体を直接支え、移動を助ける..
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▲イラスト=UTOIMAGE
実力が拮抗した卓球選手の試合では、ネットインが勝敗を分けることがよくある。ボールがネットに軽く当たって越えていく状況は、反射神経に優れた選手でも対応が難しい。最近ソニー開発の卓球ロボット「エース」と日本側選手による対戦映像で、ロボットがネットインまで処理する場面を見て感嘆した。予期せぬ状況でもロボットは変化を読み取り、瞬時に判断して機敏に対処することができた。高齢者の身体を直接支え、移動を助ける「AI介護ロボット時代」到来を告げる予告編に見えた。
日本は2000年代後半から、超高齢化に備えた介護ロボットへの投資を本格化させた。2012年には経済産業省と厚生労働省が「介護ロボット活用重点分野」を定め、開発と現場導入を共に支援してきた。昨年、早稲田大学の研究チームが開発した介護ロボット「アイレック」は、ベッドに横たわった人の膝と肩を支え、体を横向きに回転させる動作を実演した。これはおむつ交換や床ずれ予防に不可欠な動作だ。日本政府は2030年までに、病院・介護施設で人間を支援するAIロボットの試作機を開発するという目標を掲げている。
先月、韓国政府が科学技術関係閣僚会議で議決した「AI介護技術全周期支援戦略」にも、2028~2032年にフィジカルAI基盤ロボットなど、高度な介護技術を開発するという青写真が盛り込まれた。問題は、当該技術に関する計画が事実上、空白だらけであるという点だ。政府は肝心の研究・開発計画を「暫定案」として残し、今年中に企画研究を経て具体化するとした。技術は未だ企画段階だが、政府戦略は介護施設にてロボットが人体の動きを直接支援する未来像を先に描いたわけだ。同じ文書で政府は、過去10年間に介護ロボットの開発に約530億ウォンを投資したものの、商用化など連携政策が不十分で技術が現場に導入されなかったと診断した。また、高齢者向け用品製造企業の93.4%が売上高10億ウォン未満の零細企業であるため、技術水準も大部分が実証段階にとどまっているとした。
それにもかかわらず、韓国政府の戦略は2030年代初頭にはAIロボットが介護施設で体位変換や移動補助までこなせるかのように楽観視している。基礎工事も終わっていないのに、屋根から載せようとするようなものだ。こうした状況下で、6月の地方選挙を控え、政界ではAI介護ロボットの普及を公約として検討中だという話も出ている。介護は票を集めやすいテーマであり、AIロボットはそれらしい修飾語だ。
卓球ボールを一つ返すだけのロボットでさえ、数多くの実験を経て初めてミリ秒単位で判断し、動くことができる。ましてや人の体を起こし、支える介護ロボットに至っては言うまでもない。技術はまぐれや選挙用のスローガンで完成するものではない。技術向上的空白を修辞で埋められると信じる「政策上の幻覚」は、AIの幻覚(ハルシネーション)に劣らず危険だ。
郭守根(クァク・スグン)記者
※ 本記事はAIで翻訳されています
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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