▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】一日に2時間以上SNS(交流サイト)を利用する青少年は、利用時間の短い青少年よりもうつ症状が現れやすく、人生の幸福度が低下するリスクも高いという研究結果が示された。
オーストラリアのマードック子ども研究所(MCRI)と、ナンディ・ビザヤクマル博士率いるディーキン大学の研究チームは11日(現地時間)、この研究結果をオーストラリアの医学雑誌に発表した。研究チームは「児童から成人への移..
続き読む
▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】一日に2時間以上SNS(交流サイト)を利用する青少年は、利用時間の短い青少年よりもうつ症状が現れやすく、人生の幸福度が低下するリスクも高いという研究結果が示された。
オーストラリアのマードック子ども研究所(MCRI)と、ナンディ・ビザヤクマル博士率いるディーキン大学の研究チームは11日(現地時間)、この研究結果をオーストラリアの医学雑誌に発表した。研究チームは「児童から成人への移行研究(CATS)」に参加した1195人の子どもを、9歳から19歳まで追跡調査した。2012年に第1回調査を実施して以降、22年の第11回調査まで毎年追跡調査を実施した。
【写真】インスタにあふれる韓国ミレニアル世代のプロポーズ文化
研究陣は、12-18歳のときのSNS利用時間と、13-19歳のときのうつ病、不安、幸福感などのメンタルヘルスに関するデータについて、第4回から第11回の調査結果を集中的に分析した。
研究の結果、一日に2時間以上SNSを利用した青少年は、1時間未満しか利用しなかった青少年に比べ、翌年にうつ症状が悪化し、幸福感が低下するリスクが高いことが分かった。100人当たりのうつ症状悪化リスクは6.3人、幸福感低下リスクは4.9人だった。
リスクの増加幅は大きくはないものの、12-13歳女子への影響が顕著に見られた。
研究を主導したナンディ・ビザヤクマル博士は「青年期の初期には、SNSの利用時間が長いほど、1年後にメンタルヘルス上の問題が生じるリスクが高くなることが示された」とした上で「個人レベルでのリスク増加は大きくはないが、多くの青少年がSNSに接していることを考えると、公衆衛生の観点から重要な意味を持つ」と説明した。さらに「青年期の初期が、介入する上で最も重要な時期ともいえる」と続けた。
MCRIのスーザン・ソヨ教授も「SNSが青少年のメンタルヘルスに影響を及ぼすことが懸念されており、このことは世界的な論争を呼び起こした。年齢に見合った利用制限、よりよい教育プログラム、そして今以上に明確な親の指導が必要だ」と指摘し、青少年のSNS利用状況に関する改善の必要性を訴えた。
パク・ユンソ記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com