韓国人気歌手医療事故死、執刀医に懲役1年・医師免許はく奪

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 韓国大法院(最高裁に相当)第3部(主審:キム・ジェヒョン大法官〈最高裁判事〉)は、2014年10月に歌手シン・ヘチョルさん=写真=に対して胃の縮小手術をして死亡させたとして起訴された医師のカン・セフン被告に原審通り懲役1年の実刑判決を言い渡した。大法院判決で同被告は医師免許をはく奪された。

 シン・ヘチョルさんは手術後、腹痛と高熱を訴えて10日後に死去、手術ミスのため腹膜炎などの合併症が発生したことが後に判明した。同被告は「手術前後に必要な措置をした」として、公開が禁止されていたシン・ヘチョルさんの医療記録を公開した。

 一審は「シン・ヘチョルさんの死亡は医師の過失によるもの」として禁固10月、執行猶予2年を言い渡した。二審は一審で無罪との判断が示された個人情報流出についても有罪とし、同被告に懲役1年を言い渡し、法廷拘束した。

韓慶珍(ハン・ギョンジン)記者
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