元イケメンが皮肉る「外見至上主義」

 この変身漫画の大きなテーマは結局「私が先に変わらなければならない」という点にある。「幼い頃、何度もこの世を恨んだ。どうしてうちはいつもけんかばかりするのか。何か一言でも言えば、いつも笑われるのはなぜなのか。そして高校3年の時、漫画学科に入学するために、阿ヒョン洞の職業学校へと通った。自分に対する偏見がない所で全く違う自分になろうと努力した。積極的になったところ、少しずつ周囲の反応が変わってきた」。パク・テジュンさんは現在ウェブトゥーン『漢南洞Kハウス』を同時連載中で、今年からはさらに3作品の連載を控えている。「やってみたいことはたくさんあるが、時間がない。そこでストーリー作家として参加する。多くの人気を集めたい。運良くデビュー作が大ヒットしたことで、一生食べていけるだけの金を稼いだなどという言葉は聞きたくない」。体が二つあっても足りないだろう。

チョン・サンヒョク記者
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  • 】①②③『外見至上主義』のワンシーン。不細工な主人公が美少年の新しい体を得ることで、多くのいざこざに巻き込まれる。④韓国漫画博物館で出会った漫画家のパク・テジュンさん。パクさんは「漫画のキャラクターは東大門のアパレル卸売市場で出会ったさまざまなチンピラとその人間模様からヒントを得た。善良な主人公よりも私の嫉妬心と劣等感が反映された悪役の方がいい」と話す。=ネイバー「ウェブトゥーン」パク・サンフン記者

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