「共に民主・金炳基議員の収賄疑惑、キム・ヒョンジとの通話を録音したファイルある」 李秀真前議員が暴露【独自】

 金炳基議員の疑惑の調査が倫理監察団に移管された後の翌24年2月21日、A氏は倫理監察団に電話をかけ、調査の進展状況を再度尋ねたという。ところが、倫理監察団の関係者は「よく分からない内容だ」として「金炳基議員側が『受理した嘆願書をくれ』というので、嘆願書を渡したと聞いている」と話したという。金炳基議員は当時、公認管理委員会の検証委員長を務めていた。監察を受けるべき当事者が、自身に対する告発内容が書かれた文書を引き取って廃棄したようなものだ。A氏がキム・ヒョンジ党代表室補佐官や倫理監察団と電話で話した内容は、全てが録音されていたという。李秀真・前議員は「金炳基議員が嘆願書を持っていった後、事件はうやむやになった」として「この件があって以降、世論調査から私の名前が消え始め、最終的に公認から漏れた」と話した。李秀真・前議員はその年の総選挙で公認を得られず、共に民主党を離党した。

  李秀真・前議員は、当時の首席最高委員だった鄭清来・現共に民主党代表もこの件を知っていたものの、何の対応もしなかったと主張した。李秀真・前議員は「『金炳基議員の疑惑を処理しなければならないのに、なぜご存じないのか』と尋ねたが、答えてもらえなかった」として「鄭清来代表も内容を知っていながら、当時は対応せずに、今になってなぜこうしているのか分からない」と指摘した。鄭清来代表が最近、公認を巡る収賄疑惑に対して謝罪し「『災い転じて福となす』のきっかけにしよう」と述べたことを指したものだ。鄭清来代表側は「李秀真・前議員側の主張については確認できない」としている。

 これに対し、野党では「共に民主党の党公認を巡る収賄疑惑を徹底的に究明すべきだ」という声が高まっている。野党・国民の力の朱晋佑(チュ・ジンウ)議員はフェイスブックで「嘆願書をもみ消せる人物は李在明(当時の)党代表とキム・ヒョンジ党代表室補佐官しかいない」として「キム・ヒョンジ補佐官に提出された嘆願書が、犯罪の容疑者である金炳基(議員)の手に渡ったというのは、それだけ腐敗していたという意味だ」と指摘した。国民の力の朴成訓(パク・ソンフン)首席スポークスパーソンも「嘆願書は、真相調査も措置も全くなされない状態で不正疑惑の当事者の手に渡った」として「行政ミスの問題ではなく、キム・ヒョンジを中心とした当時の李在明・党代表室による組織ぐるみの意図的な隠蔽(いんぺい)と考えるほかない事案だ。本質は、今となっては『誰がカネを受け取ったのか』の問題ではなく『誰がこの件をもみ消したのか』という問題に移りつつある」と指摘した。

パク・ヘヨン記者、キム・ミョンジン記者、ユ・ジョンホン記者

【表】銅雀区議の公認巡る金炳基議員収賄疑惑

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  • ▲20年3月26日、国会内で災害手当の緊急支援に関する記者会見に臨んだ共に民主党の金炳基候補(写真左)と李秀真候補(同右、所属は当時)。/写真=聯合ニュース
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