梁氏は中国の実際の人口が14億人に満たないとの認識も示した。梁氏は「2000年前後に既に人口増加が鈍ったが、統計当局はそれが以前の数値と合わず、予想にも一致しないと判断し、データを調整した」とし、「急激に低下した出生率を住民の届け出漏れなどと見なし、国勢調査を含む人口調査で『毎年1000万人以上の純増』という基準で人口データを調整している」との分析を示した。梁氏は「そうやって数十年間運用された結果、中国の人口データは深刻に過大評価されている。対外的に公開されたことはないが、中国の人口研究者の多くはそうした状況を知っている」と話した。
中国の昨年の合計特殊出生率が1を下回ったと分析した学者は梁氏だけではない。
米ウィスコンシン大マディソン校産婦人科研究員である人口学者の易富賢氏は昨年、中国の合計特殊出生率が0.97~0.98だったと推定した。易氏は「昨年の新生児数は清代の1739年の水準だ。これは100年ぶりに起きた大きな変化で、建国以前に戻るどころか、清代の康熙帝から乾隆(けんりゅう)帝にかけての時代に逆戻りしたものだ」と語った。
中国人口学会副会長の陸傑華・中国人民大人口·健康学部教授も「韓国よりはやや高い可能性があるが、シンガポール(0.97人)とはさほど差がないだろう」と話した。
人口減少は中国政府も認識している問題だ。中国国務院発展研究センターは2024年の報告書で、過去数十年間の高度成長と家族計画政策による二重の影響で人口が減少しているとし、婚姻年齢の上昇と出産意欲の低下、妊娠可能年齢(15~49歳)の女性減少、不妊比率の増加など4つの要因で中国の出生率が今後も引き続き低い水準にとどまる可能性があると予測した。報告書は今後15年間、妊娠可能年齢の女性が毎年286万人減り、実質的な妊娠可能年齢である20~40歳の女性は年平均191万人減ると試算した。
パク・ソンミン記者