市長が乗る車両にロケット砲発射、警察が暗殺未遂容疑者3人射殺 /フィリピン

 フィリピンのある地方都市で、市長を狙った暗殺未遂事件が発生した。

 PNA通信などフィリピン現地メディアが1月26日付で伝えたところによると、前日午前6時にフィリピン南部のマギンダナオ・デル・スル州(南マギンダナオ州)のある小都市で、アクマド・ミトラ・アムパトゥアン(Akmad Mitra Ampatuan)市長の車両が不審者から攻撃を受けた。

【写真】ロケットランチャーで市長を狙う容疑者

 不審者らは、市長の乗る自動車を狙ってロケット砲(RPG)を発射したことが分かった。

 当時の状況を捉えた動画を見ると、市長を乗せた黒い車が道路をゆっくりと移動している。次の瞬間、道路の向かい側の白い車から怪しい人物が2人降りてきて、攻撃を敢行した。一人は肩にロケット砲を担ぎ、もう一人は小銃で武装していた。ロケット砲を持ち出した人物は姿勢を整え、市長の車を狙ってすぐに発射し、その瞬間「バン」というごう音が響いた。市長の車からはパッと火炎が上がった。その時、ロケット砲を発射した振動で、防犯カメラのアングルも激しく揺れた。

 市長の車は防弾機能を備えており、攻撃に耐えた。メディアなどを通して公開された攻撃後の市長の車を見ると、車の後方のバンパーや側面が一部破損していたが、おおむね無事な様子だった。市長自身も命に別状はないことが分かった。

 通報を受けて出動した警察はすぐさま追撃戦に乗り出し、容疑者4人のうち3人を射殺した。警察では、請負殺人業者を動員した暗殺未遂の可能性に重きを置いて捜査中だ。

 アムパトゥアン市長は事件後の記者会見で「彼らがあれほど大きな銃器を使うとは思わなかった。RPGは普通の人間が使う武器ではない。これは専門的な犯行」だとしつつ「私を殺そうとする人間が誰なのかについてはある程度考えはあるが、攻撃者たちの身元や動機については確信がない」「攻撃者たちを特定する仕事はフィリピン警察に任せたい」と語った。

パク・ソンミン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲写真=UTOIMAGE
  • 市長が乗る車両にロケット砲発射、警察が暗殺未遂容疑者3人射殺 /フィリピン

right

あわせて読みたい