流産後に性交渉を拒否した妻殺害した30代の男、二審も懲役25年 /ソウル

 流産した後に性交渉を拒否した妻を殺害したとして裁判にかけられた男が、二審でも重刑を言い渡された。

 韓国法曹界が2日に明らかにしたところによると、ソウル高裁は1月30日、殺人罪で起訴された男に対し、一審と同じ懲役25年を言い渡した。

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 男は結婚からわずか3カ月だった昨年3月、ソウル市江西区の自宅で、酒に酔った状態で妻の首を絞めて殺害したとして起訴されていた。検察によると、男は妻が妊娠した当初から流産して病院で治療を受けている時期まで、妻に性交渉を要求し続けた。昨年1月には妻から離婚の意思を伝えられたが、妻がその後に知人たちに「夫が体を求めてくるのでつらい」「結婚したことを公開している」などとメッセージを送っていたことを確認し、激高して犯行に及んだことが分かった。

 男は妻の通夜で喪主として会場にいたところを警察に緊急逮捕された。逮捕後は容疑を否認していたが、警察が証拠を提示すると「偶発的な犯行だった」と主張し始めたという。

 今回の控訴審で男は、犯行について自ら通報したことは自首に匹敵すると主張。さらに、被害者(妻)が性交渉を拒否して知人らに自分の悪口を言ったことなどが犯行を誘発したと主張したが、裁判はこれらの主張を受け入れなかった。裁判は「事件当時、被害者は犯行に対して脆弱(ぜいじゃく)な状態にあった。仮に被告の主張を前提に考えたとしても、殺人行為に対する被害者の帰責自由(落ち度)に当たると見なすことは困難だ」と指摘した。

 裁判は、男が捜査機関の客観的証拠に合わせて供述を徐々に変えた点や、「被害者が睡眠薬の過剰服用によって死亡した」と捜査機関が誤認するよう被害者の遺族に証言をそそのかした点などを指摘し「積極的に犯行を隠蔽(いんぺい)し、偽装工作をした」と判断した。

パク・ソンミン記者

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