韓米日合同空中訓練から「日本排除」 韓国政府の逆提案に米国「それなら米日だけで実施」【独自】

 合同軍事演習縮小を巡る韓国と米国の調整が難航する中、韓米合同軍事演習「フリーダム・シールド(FS)」実施計画の発表が先送りされたことが22日までに分かった。韓国与党「共に民主党」が成立を目指す「非武装地帯(DMZ)法」と韓米日合同訓練を巡っても韓米の意見対立が表面化しており、これに加えて今年上半期の定例演習に対する考え方の違いまで浮き彫りになった形だ。

【写真】西海で中国軍機と対峙 実弾積んで出撃した在韓米軍F16

 ある韓国政府筋によると、韓国軍合同参謀本部と在韓米軍は、FSを来月9-19日に実施する計画を25日に共同で発表する予定だったが、韓国政府が先日、従来この期間に集中的に行われた韓米合同機動訓練の大幅な縮小を求め、これに米軍が難色を示したため発表が先送りされたという。

 韓国政府は今年を「南北平和共存元年」とするため、訓練縮小などによる軍事面での緊張緩和が必要と考えているが、在韓米軍は事前に双方で合意した機動訓練計画の突然の修正要求に戸惑いを隠せなかったようだ。訓練に参加する部隊と装備はすでに米国を出発しており、一部はすでに韓国に展開していたからだ。

 米国は「韓米日合同空中訓練」を提案したが、これについて韓国政府が「日本除外」を逆提案した事実も後から分かった。米国から3カ国合同訓練の提案を受けた韓国国防部(省に相当)は、「時期尚早」として難色を示した上で、日本を除外した韓米合同訓練を逆提案したが、米国はこれに応じなかったというのだ。米軍は今月16日と18日に東海と東シナ海で、日本の航空自衛隊と共に米国のB52戦略爆撃機4機が参加する訓練を実施した。

■「空軍の訓練から日本除外」韓国が米国に要求

 青瓦台(韓国大統領府)の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安全保障室長は20日、ワシントンで開催された第5回トランスパシフィック・ダイアログ(TPD)の映像メッセージで「韓米日協力はより幅広い地域の平和と繁栄にも寄与すると確信している」と述べた。また米国からの韓米日空軍合同訓練の提案を韓国政府が拒否したとする朝鮮日報の報道(2月21日付A1面)について韓国国防部は「事実ではない」「韓米同盟と韓米日安全保障協力は固く維持されている」と反論した。米国の提案は日程の関係から受け入れられないため「調整」を求めたが、これに回答がなかっただけで、韓国政府が「拒否」したわけではないという趣旨だ。

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  • ▲2025年3月に京畿道坡州の演習場で行われた韓米合同の空中強襲訓練。この訓練は韓米合同軍事演習「フリーダム・シールド」の一部として行われた。/朝鮮日報DB

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