WBC:豪州戦9回表・二死一塁で3球三振した韓国5番・文保景に台湾ファンからアンチコメ殺到

 野球の韓国代表チームがオーストラリアを破り、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドを劇的に突破して準々決勝に進んだ。そうした一方で、この試合で最少失点率(失点/守備アウトカウント数)により敗退した台湾の一部ファンが、韓国選手の交流サイト(SNS)にアンチコメントを投稿して怒りをぶつけていることが分かった。

【写真】文保景のインスタに投稿されたアンチコメ

 韓国は9日、東京ドームで行われたWBC 1次ラウンドC組のオーストラリア戦に7-2というスコアで勝った。それまで韓国は1次ラウンドのチェコ戦で勝利したものの、日本戦と台湾戦では連敗し、1次ラウンド敗退の危機に直面していた。韓国が準々決勝に進出するには、オーストラリア戦で「2失点以内で5点差以上の勝利」をしなければならなかったが、その条件をこの試合でクリアしたのだ。

 この勝利をもたらしたのは内野手の文保景(ムン・ボギョン)=LGツインズ=だった。文保景は2回表に2ランで先制点を挙げ、3回には1打点となる二塁打を追加し、点差を広げた。5回には1打点となるタイムリーを放ち、攻撃をけん引した。9回表には安賢民(アン・ヒョンミン)=KTウィズ=の犠牲フライで7-2となり、「場合の数」を現実に変えて1次ラウンド突破が決まった。

 7-2でリードしていた9回表、二死一塁という場面で打席に立った文保景は、3球三振した。もし韓国が8点以上取っても、オーストラリアが3点以上取れば、最低失点率で上回る台湾が準々決勝に進出してしまうため、韓国はもう得点する必要がなかった。文保景は三振後、素早く守りについた。

 台湾のファンが問題視しているのは、文保景が最後の打席で無気力な様子を見せて三振したからだ。台湾の1次ラウンド敗退が決まると、一部の現地ファンたちは文保景の戦略的なプレーを「スポーツマンシップがない」と非難し始めた。台湾のファンはSNS「インスタグラム」の文保景のアカウントに「立ったまま寝ているのか?」「汚すぎる。スポーツマンシップが全くない」「お前は米大リーグに行けない。ただの『井の中のかわず』でいろ」などの非難や中傷を投稿した。そうした一方で、自国ファンからのアンチコメントを謝罪する台湾のネットユーザーもいた。

 17年ぶりにWBC準々決勝に進出した韓国は、米フロリダ州マイアミへ移動する。その後、14日午前7時30分(韓国時間)にD組1位と準決勝進出をかけて対戦する。

チェ・ヘスン記者

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  • ▲韓国代表の文保景(ムン・ボギョン)=LGツインズ=。写真=聯合ニュース
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