韓国系トッポッキチェーンの台湾法人、WBCネタで嫌韓マーケティング

韓国系トッポッキチェーンの台湾法人、WBCネタで嫌韓マーケティング

 韓国系トッポッキチェーン「トゥッキ(Dookki)」の台湾法人が野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関連し、韓国代表チームを卑下する「嫌韓マーケティング」を行い、論議を呼んでいる。

【写真】「我々は点数を操作すべきではなかった」という紙を持って謝罪するスタッフ

 トゥッキ本社は「最近台湾法人でイベントを実施した際、事実が歪められたことを確認した」とした上で、「不快感と失望を与えた全ての方々に心からおわびする」と謝罪した。同社は事態を認識した直後、現地パートナー企業に投稿の削除を要請し、再発防止に向け、速やかに厳重注意したとし、「今後は海外店舗運営ガイドラインをさらに強化し、同様の事態が再発しないよう徹底していく」と説明した。

 発端は11日にトゥッキ台湾のソーシャルメディア(SNS)の公式アカウントに掲載された宣伝投稿だった。内容は韓国人とみられる男性が膝をつき、紙を持って謝罪している写真で、紙には「我々は点数を操作すべきではなかった」「大人はトッポッキを責めない」といった文言が書かれていた。また、投稿には3月末まで2人用セットを540台湾元(約2690円)で販売するとの宣伝も含まれていた。

 問題となったのは、投稿に登場した「540」という数字と「操作」という表現だ。数字の「540」は、今月8日に行われたWBCのグループリーグで韓国が台湾に4-5で敗れた試合を連想させるものだった。

 また、「操作」という表現で韓国代表チームの名誉を傷つけたとの批判も聞かれる。試合直後、台湾の一部ネットユーザーは、韓国の文保景(ムン・ボギョン=LGツインズ)が9日の対オーストラリア戦9回表の最終打席で三振したシーンを問題視した。当時韓国は7-2でリードしていたが、仮に韓国が8-3で勝てば、失点率の関係で台湾が準々決勝に進出することになる状況だった。このため、台湾の一部ネットユーザーは、文保景のSNSに悪質なコメントを大量に書き込んだ。

 トゥッキの台湾でのSNS投稿を見た現地在住韓国人や野球ファンが抗議の声を上げた。トゥッキ台湾のSNS公式アカウントには、「触れてはならないものに手を出した」「金もうけのために嫌悪感をマーケティングに利用した」などという批判コメントが寄せられた。韓国のオンラインコミュニティーでも「そんなことをして、韓国に知られることはないと思っていたのか」「不快だ」「韓国市場はどうでもよいのか」などといった指摘が相次いだ。

 論争が拡大すると、トゥッキ台湾は問題の写真と投稿を削除した。また「韓国を題材にユーモラスに表現しようとしたが、文言の選択に慎重さを欠いた」と野球ファンに謝罪した。ただ、問題となっている2人用セット540台湾元の割引イベントは、今月末まで継続される予定だ。

チャン・アイム記者

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