BTSきょう復帰公演…13年前には米国でチラシ配りしていた「韓国の田舎者」が「ビートルズ超える大きな成果上げた」

夢を現実にした「BTSの時間」

 メンバーたちの素晴らしいダンスフォーメーションや交流サイト(SNS)での積極的なコミュニケーションがついに道を切り開いた。「X(旧ツイッター)」などで「実力はあるが注目されていないグループ」という口コミが広がり、韓国はもちろん、北米でもファンが急速に増え始めた。2015年の3rdミニアルバム『花様年華 pt.1』の収録曲のうち、韓国では『I NEED U(アイ・ニード・ユー)』が1位を獲得したが、海外では『DOPE(ドープ)』が先に反響を呼んだ。翌年、北米のARMYたちが直接、全米50州のラジオ局にBTSの曲を数千通もリクエストするキャンペーンを主導した。同年、BTSはBillboard(ビルボード)のメインアルバムチャート「ビルボード200」で堂々の26位にランクインした。K-POPの最高記録だった。

 それ以降、「2018年K-POP初の『ビルボード200』1位」「2020年K-POP初の『ホット100』1位とホットショット・デビュー」「韓国人歌手初の米国4大音楽授賞式出席」など、BTSはK-POPの歴史に新たなページを書き加え続けている。「K-POPグループが韓国語の曲でアジアの外に出ることができる」という事実に初めて気づかせてくれたのだ。BTSは2018年に韓国最年少の花冠文化勲章受章者となり、韓国人歌手として初めて国連総会で演説した。翌年、米CNNはARMYを伝説的な英国のバンド「ビートルズ」のファンを意味する「Beatlemania(ビートルマニア)」と呼んだ。BTSが巻き起こした旋風を、英国の音楽が米国を席巻した現象「British Invasion(ブリティッシュ・インベイジョン)」に例え、「米国を倒したBTSはビートルズよりも大きな成果を上げた」と報じた。この報道の直後、BTSは実際にビートルズが立った英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで、韓国人アーティストとして初めて単独公演を開催した。

 それでも、順調とは言えない道のりだった。2022年、BTSは突然、活動に対する疲労感を訴え、「グループ活動休止」を宣言してそれぞれソロ活動に入った。同年12月に最年長のJIN(ジン)が入隊したのを皮切りに、メンバーが順次兵役に就き、昨年6月まで全世界のARMYたちはメンバーたち兵役による空白期間が明けるのをひたすら待つ状況となった。しかし、BTSの連作アルバム名であり「夢をあきらめるな」というメンバーの自伝的経験が込められたフレーズ「Love Yourself(ラブ・ユアセルフ)」の通り、ARMYたちが13年間にわたりBTSと共に歩み、夢を現実にしてきた時間があったからこそ、この空白期間も耐えられた。そうした時間が、今月21日にBTSが王道を歩んでソウル・光化門広場のステージに立つことができる原動力となったのだ。

ユン・スジョン記者

【写真】まだあどけない姿…13年前のデビュー当時のBTS

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  • ▲BTS(防弾少年団)は今月20日、2022年6月リリースのアンソロジー・アルバム『Proof(プルーフ)』以来、3年9カ月ぶりに5thフルアルバム『ARIRANG(アリラン)』をリリースした。写真=BIGHIT MUSIC(ビッグヒット・ミュージック)
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