2週間後には死別するのに…米国人死刑囚と獄中結婚式を挙げた英国人女性が話題

【NEWSIS】英国のある女性が死刑執行をわずか2週間後に控えた米国人死刑囚と獄中結婚式を挙げ話題になっている。

 英ITVなどが16日(現地時間)に報じた。それによると英国人のティアナ・クラスニキさん(31)は殺人容疑で服役中のジェームズ・ブロードナックス死刑囚(37)と結婚式を挙げ、現在米テキサス州に滞在している。ブロードナックス死刑囚は2008年にテキサス州ガーランドで男性2人を銃で殺害したとして死刑が宣告され、今月30日にハンツビル刑務所で死刑が執行される予定だ。

【写真】英国人女性ティアナ・クラスニキさん(31)と米国人死刑囚

 二人は14日に刑務所内で仕切り越しに約20分間の結婚式を挙げた。クラスニキさんは直後に自らの姓を夫のものに変更し「この結婚が彼の生命を救うのにプラスになることを願う」とコメントした。

 クラスニキさんは2024年に米国の司法制度における人種差別問題について研究していた際、ブロードナックス死刑囚に先に手紙を送り交際が始まった。

 クラスニキさんは「ブロードナックスは知的で礼儀正しい人だ」として彼の無罪を強く主張している。とりわけ凶器と被害者の衣服から発見されたDNAがブロードナックス死刑囚ではなく共犯のいとこと一致した点を強調している。主犯とされたいとこも先日単独での犯行を認める陳述書を作成したという。

 ただし事件当時ブロードナックス死刑囚が示した冷酷な言葉は今も市民の怒りを買っている。ブロードナックス死刑囚は2008年の逮捕直後、カメラに笑みを見せながら「カネのために人を殺した。後悔していない」と述べ衝撃を与えた。被害者の父は「あいつは慈悲の心を持たない殺人鬼」として死刑の執行を強く求めてきた。

 法的な争いも熾烈(しれつ)だ。検察はブロードナックス死刑囚の「ラップ歌詞」を裁判の証拠とし、彼を冷酷な殺人犯としたからだ。キラー・マイクやトラビス・スコットら有名ラッパーと人権団体は「芸術作品を犯罪の証拠とするのは表現の自由を侵害している」として死刑執行停止の嘆願書を提出した。

 現在クラスニキさんはテキサス州恩赦委員会に減刑を求めるなど、死刑執行を阻止するため法的争いを続けている。

イ・ギジュ記者

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