【TV朝鮮】(アンカー)
韓国の検察は、全国民主労働組合総連盟(民主労総)公共運輸労働組合貨物連帯のデモ現場で人身事故を起こした運転手に対し、殺人容疑で逮捕状を請求しました。現場で騒動を起こした貨物連帯の組合員も同様に捜査を受けています。労使は悲劇が起きてから交渉を開始しました。イ・ソンジン記者がお伝えします。
【写真】走行中のトラックの前に飛び出す組合員と警察のバリケードを突き破る貨物連帯の車両
(記者リポート)
20日、韓国コンビニ大手「CU」の晋州物流センター「BGFロジス晋州センター」(慶尚南道晋州市)前で起きた貨物連帯組合員の死亡事故。
警察が当時の映像とトラックの走行記録装置を分析した結果、時速12キロメートルで物流センターを出たトラックは、貨物連帯組合員をひいた後もスピードを落とさず、約5メートルさらに前進していたことが確認されました。
警察は事故は故意だったと判断し、40代の運転手に対して殺人容疑で逮捕状を請求しました。
(警察関係者)
「(人がトラックの)下敷きになっている状態であるのにもかかわらず、さらに前進したことが大きいと考えています」
警察は、デモをする際に凶器を手に騒動を起こした50代の組合員を逮捕したほか、ミニバンを運転して警察のバリケードに突入した組合員についても新たに身柄の確保に乗り出しました。
事故があった日、BGFロジス側が組合員でない運転手たちに運行の方針を下したという疑惑に関しては、晋州センター長や関係者らを次々に呼んで事情聴取しました。
警察の捜査が加速する中、貨物連帯とBGFロジスも事態の収拾に向けて協議を始めました。
「今日の交渉にはどのような内容で臨まれますか?」
(BGFロジスのイ・ミンジェ代表取締役)
「非常に遺憾です。ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げたいと思います」
組合員の死亡事故からわずか二日で行われた代表取締役の謝罪と労使間の会合が、事態解決の糸口となるかどうか、関心が集まっています。TV朝鮮、イ・ソンジンがお伝えしました。
(2026年4月22日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)