▲写真=クリップ・アート・コリア

 日本人は日本で作られた「キムチ」を韓国産キムチよりも好み、台湾人は台湾で作ったキムチよりも韓国から輸入したキムチの方を好むことが分かった。日本は韓国のキムチ輸出の49%を占める最大の輸入国であり、台湾は4位(4%)だ。日本人は辛さ控えめの日本化されたキムチを、台湾人は本来のキムチの味を好んでいるものと見られる。

 

 韓国農村経済研究院がこのほど発表した「国内外消費者キムチ消費実態調査」報告書によると、日本人の45%は「日本産キムチが最もおいしかった」と回答、韓国産(27%)、中国産(20%)などを上回ったとのことだ。台湾では「韓国産が最もおいしかった」という回答が44%で1位だった。日本では、「日本産キムチを食べたことがある」という回答(94%)の方が「韓国産キムチを食べたことがある」という回答(49%)よりも2倍近く高かった。台湾では、反対に「台湾産キムチを食べたことがある」(76%)という回答よりも、「韓国産キムチを食べたことがある」(82%)という回答の方が多かった。これは、昨年9-10月に日本で1500人、台湾で700人を対象に実施された調査の結果だ。昨年の韓国産キムチ輸出額は1億4451万ドル(約158億円)で過去最高だった。

ホーム TOP