▲イラスト=UTOIMAGE

 電気自動車(EV)の充電スタンドでテントを張ってキャンプをする女性の姿がカメラに捉えられ、物議を醸している。

 15日、あるインターネット・コミュニティー・サイトに「襄陽(江原特別自治道襄陽郡)・河趙台の電気自動車充電スタンドにテントを張ってキャンプ」というタイトルの投稿があった。

【写真】EV充電スタンドでキャンプ中の女性

 投稿文にと共に掲載された写真を見ると、電気自動車の充電スタンドの前にキャンプ用テントが設置されており、その近くでは犬2匹がうろついている。投稿者は「車を充電しに行ったら、女性がテントを張って犬2匹と一緒にキャンプをしていた。犬たちは首輪も付けず、つながれてもいなかったので4歳の子どもは近づこうとしなかった。『ここはキャンプする所ではない』と言ったら、『隣で充電すればいいじゃない』と怒鳴られたので、警察に通報した」と書いた。

 そして、「警察に『国民申聞鼓(オンライン政府陳情ポータルサイト)に通報しなさい』と言われたが、(国家情報資源管理院の)サーバー火災の影響でつながらず、通報できない状態だ」と説明した。

 事実、警察は今月9日午後8時ごろ、通報を受けて現場に出動し、充電スタンドではなく別の場所でキャンプするよう、この女性に対して移動措置を取ったとのことだ。

 「環境にやさしい自動車の開発および普及促進に関する法律(エコカー法)」には、「電気自動車の充電区域に一般車両を駐車したり、充電妨害行為をしたりした場合、過料処分に処する」と明記されている。

ソ・イルウォン記者

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