▲イラスト=UTOIMAGE

 2026ミラノ・コルティナ冬季五輪を前に、ドイツのマイナー競技の選手たちが練習費用を稼ぐために、アダルトコンテンツのプラットフォームで活動したり、ヌードカレンダーを撮影したりしていることが分かった。ドイツ通信社(DPA)が1月26日、報じた。

【写真】平昌女子ボブスレー金 リザ・ブックウィッツ選手(31)

 DPAによると、平昌五輪女子ボブスレーの金メダリストで24年世界選手権でも優勝したリザ・ブックウィッツ(31)は最近、Onlyfans(オンリーファンズ)にアカウントを開設した。Onlyfansは成人向けコンテンツを提供するサブスクリプション型プラットフォームだ。

 ブックウィッツはスポーツブラやビキニ、体にぴったり張り付くボブスレー用スーツなどを着て練習する動画をアップしている。視聴するためのサブスク料金は月額24.99ドル(約3800円)だ。ブックウィッツの女子2人乗りチームは国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)の世界ランキングで4位にランクインしているが、チーム運営のための資金に困窮し、動画などのコンテンツで稼ぐことを決めたという。

 ブックウィッツは「1シーズンのチーム運営費用が5万ユーロ(約920万円)かかる」として「金メダリストという事実だけでは誰もスポンサーになってくれないのがマイナー競技の悲しい現実」と打ち明けた。その上で「私はポルノ俳優ではない」「絶対に裸体は見せない」と話した。

 ドイツの男子ボブスレー代表でブレーカー(最後尾に乗る選手)を務めるゲオルク・フライシュハウアーもOnlyfansにアカウントを開設した。フライシュハウアーは「私はポルノスターではない」とした上で「Onlyfansを通じてエリート選手の生活だけでなく体の状態や筋肉も見せることができる」と話した。

 ドイツのスピードスケート選手6人は苦しい財政事情を解決するために、2年連続でヌードカレンダーを制作・販売している。初めてカレンダーを販売した年には3500ユーロ(約64万円)の収益があったという。

 フィギュアスケートのペア選手、アニカ・ホッケとロバート・クンケルも、TikTokで14万人のフォロワーを抱え、動画をアップして練習費用を稼いでいる。アルペンスキーのフラニョ・フォンアルメン(スイス)はクラウドファンディングを通じて選手生活を続け、今大会の金メダル候補にまで成長した。

 DPAは「全員が人気競技のバイアスロンのように強力なスポンサーや確実な契約が存在するわけではなく、軍隊や警察に所属しているわけでもない」として「冬季競技の選手たちは、ドイツ・スポーツ支援財団の支援金だけでは練習を続けるのが困難なのが実情だ」と説明した。

チェ・ヘスン記者

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