▲イラスト=UTOIMAGE

 米司法省が公開した故ジェフリー・エプスタイン氏に関する資料で、韓国人の氏名の英語表記が確認された。

 先月30日、米国務省が追加で公開した300万ページに及ぶ資料によると、エプスタイン氏は2010年10月1日、金融大手バークレイズのジェス・ステイリー元最高経営責任者(CEO)に、世界中の政財界関係者の氏名が記載されたメールを送ったとのことだ。

【写真】リストに記載された「South Korea H.E. Mr. Yu Myung-hwan」

 「これはとんでもない(this is nuts)」というタイトルのメールには「ジェフリー、来てくれ。それぞれとプライベートに時間を過ごすことができるだろう。君のセキュリティー認可は承認された」という内容とともに、合計14名の人物のリストが添付されている。

 リストは国籍・肩書き・氏名の順に書かれている。肩書きは外相など高位公職者を指すH.E.(His/Her Excellency)と、王族の称号の前に付くH.R.H.(His/Her Royal Highness)の2種類だった。国籍はバーレーン、エジプト、クウェート、レバノン、ルクセンブルク、モロッコ、ナイジェリア、パキスタン、ポルトガル、カタール、スペイン、スイス、アラブ首長国連邦(UAE)など多岐にわたる。

 リストの11番目には韓国人の名前もあった。「South Korea, H.E. Mr. Yu Myung-hwan」と書かれており、これは李明博(イ・ミョンバク)政権時代に外交通商長官を務めた柳明桓(ユ・ミョンファン)氏のことだと思われる。政府高官に使われる敬称が付けられ、同時に言及されている別の人物たちのほとんどが当時の外相または首相だったからだ。柳明桓元長官は2008年2月29日に李明博政権が発足した際、外務通商長官に任命された。

 ただし、このメールが送信された時期は、柳明桓元長官が娘の採用不正問題で辞任してから1カ月後のことで、エプスタイン氏との直接的な関係は確認されていない。メールリストの1人としてのみ登場し、文脈からエプスタイン氏側が高官ネットワーク構築のために接触を試みた状況だと推測される。柳明桓元長官も韓国日報に「当時、複数の国際会議に出席し、私の名前が記事に多く報道されていたので、私の名前もそこに挙げられたようだ。エプスタイン氏が誰かも知らないし、連絡を受けたり接触したりしたこともない」と語った。

パク・ソンミン記者

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