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尹前大統領に無期懲役判決 支持者ら千人集結も戸惑い=革新系団体は「死刑を」
【ソウル聯合ニュース】2024年12月に「非常戒厳」を宣言し、内乱首謀罪に問われた韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領(65)に無期懲役の判決が言い渡されたことに対し、ソウル中央地裁周辺に集まった約1000人(警察の非公式推計)の支持者らは戸惑いを隠せなかった。
同地裁は19日午後、非常戒厳宣言は内乱罪に該当すると判断し、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。判決が出ると、中継を見守っていた支持者の中には「韓国は滅びた」と泣き崩れる姿もあった。
報道陣のカメラに向かって太極旗(韓国国旗)を振り回し、警察に制止される場面もあった。一部が報道陣に罵声を浴びせるなど、会場は一時騒然となった。
一方、500メートルほど離れた場所では進歩(革新)系団体の集会が開かれ、参加者らは判決に安堵のため息をついたり、歓声を上げたりした。ただ、死刑判決が出なかったことには失望をあらわにし、裁判長を非難する声も上がった。
両派の間では大声や罵声が飛び交ったが、警察が制止して本格的な衝突には発展せず、双方の集会は大きな事故なく終了した。
警察は機動隊約1000人を配置し、衝突などに備えた。