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尹前大統領に無期懲役 弁護側反発=特別検察は「意味ある判決」と評価も控訴示唆
【ソウル聯合ニュース】2024年12月に「非常戒厳」を宣言し、内乱首謀罪に問われた韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領(65)にソウル中央地裁が19日、無期懲役の判決を言い渡したことに対し、弁護側は「決められた結論に向けた形式的な行為だった」と強く反発した。一方、非常戒厳宣言を巡る内乱事件を捜査した特別検察官側は「意味のある判決」と評価しつつ、量刑や事実認定に不服があるとして、控訴する意向を示唆した。
尹氏の弁護団は判決直後に声明を出し、裁判は「ただのショーにすぎなかった」とし、「司法もまた扇動された世論と敵対者を粛清しようとする政治権力に屈した」と批判。「大統領が国会の(戒厳解除要求決議の)投票を妨害するよう指示しなかったことが客観的に明らかになった」とし、非常戒厳宣言は「危機にひんした韓国を立て直すための大統領の決断であったにもかかわらず、(裁判所は)これを無視した」と主張した。
弁護団は、協議したうえで控訴するかどうか決めるとの考えを示した。
一方、特別検察官は判決について、「意味のある判決」としつつも、「事実認定と量刑にかなり残念な部分がある」として控訴する方針を示唆した。