▲写真=UTOIMAGE

 「昨夜、2000ポンド(約907キログラム)爆弾で武装した米軍のB2ステルス爆撃機が、イランの強化された弾道ミサイル施設を攻撃した」

【写真】米B2ステルス

 中東における米国の軍事作戦を総括する米中央軍(CENTCOM)は3月1日、ソーシャルメディア上で「いかなる国も米国の決意を決して疑ってはならない(No nation should ever doubt America's resolve.)」とコメントしつつ、このように発表した。併せてアップロードされた25秒の動画には、ライトを消した格納庫で待機していた世界最強のステルス戦略爆撃機B2が始動し、滑走路を走り、青空を横切る様子が収められていた。

 2月28日に「壮絶な怒り(Epic Fury)」作戦でイランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイをはじめとする政府・軍の高官数十人を除去した米国は、この日、空襲開始から最初の24時間に投入された戦力や主な攻撃目標を公開した。また、イランの軍事基地や戦闘機をミサイルで攻撃している動画を相次いで載せ、今回の空襲作戦の成功と米軍の圧倒的火力を内外に誇示した。

 CENTCOMが公開した米軍のアセット(軍事資産)は、B2をはじめ合計24種類。このうち、戦闘・打撃任務を遂行する航空機は9種類だ。B2はレーダー網を回避する米国の中心的戦略アセットで、マッハ0.95で飛行する。1機当たりの価格は韓国の通貨に換算して数兆ウォン(現在のレートで1兆ウォン=約1076億円。以下同じ)に達し、実戦投入事例はまれだが、昨年6月にイランに対して実施した「ミッドナイト・ハンマー作戦」でも核施設への攻撃に用いられたことがある。米国政府関係者は、ウォールストリート・ジャーナル紙の取材に対して「B2はミズーリ州のホワイトマン空軍基地から出撃し、地下弾道ミサイル貯蔵区域などの目標に対して貫通爆弾(penetrator bombs)を投下することに成功した」と語った。

 自爆型攻撃ドローン(低コスト無人戦闘攻撃システム、LUCAS)の使用も確認された。このドローンはイランの「シャヘド136」(シャヘドはペルシャ語で『目撃者』という意味)をリバースエンジニアリングして作ったもので、定められた目標へと飛行し、誘導ミサイルのように動く。LUCASの値段は1機当たりおよそ3万5000ドル(約560万円)で、伝統的なミサイルに比べ経済的だと評されている。このほかにもF35ステルス戦闘機、F16戦闘機、F18戦闘機なども空襲に投入された。

 米軍は、原子力空母(CVN)や誘導ミサイル駆逐艦(DDG)など海上戦力も動かしたことを明らかにした。1日には、ソーシャルメディアのアカウントを通して「世界で最も大きな航空母艦、ジェラルド・R・フォードは東地中海から航空機を出撃させ、戦闘に参加している」と伝え、F18戦闘機が航空母艦の飛行甲板から発進する直前の様子など計4枚の写真を載せた。

 米軍は、代表的なミサイル防衛および対応システムであるパトリオット・ミサイルとTHAAD(高高度防衛ミサイル)システム、海上監視および潜水艦探知のためのP8海上哨戒機、支援戦力である空中給油機やC17輸送機なども今回の作戦に動員したと発表した。CENTCOMは「イラン革命防衛隊(IRGC)は過去47年間で1000人以上の米国人を殺害したが、米軍はその蛇の頭を切り落とした」「米国は地球上で最も強力な軍隊を保有しており、IRGCはもはや本部がない」とコメントした。

ニューヨーク=尹柱憲(ユン・ジュホン)特派員

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