【ソウル聯合ニュース】米国とイスラエルのイラン攻撃を巡り、駐韓イラン大使と駐韓イスラエル大使が5日、ソウル市内でそれぞれ記者会見を開いた。

 イランのサイード・クーゼチ駐韓大使は5日午前に大使館で会見を行い、「イランで起きていることは世界の危機であり、緊張」だとして、「韓国が紛争を止めるため、より役割を果たすことを望む」と表明。「イスラエルと米国の侵略的な措置を非難する国があるなら、それは国際社会の規則と法を守るためのものだと考える」とし、「今回の攻撃に沈黙するなら、米国とイスラエルがイランを攻撃することに同意しているとしか解釈できない」と主張した。

 また、米国などとの交渉に臨む条件として、「イランに対する侵略を止めなければならない」とし、「違法で全面的な攻撃が行われており、いかなる交渉のテーブルにも着くことはできない」と述べた。そのうえで、「米軍がアラブ諸国を軍事基地として利用しながらイランを攻撃しており、戦争が長期化する可能性がある」として、「イランも準備ができている」と強調した。

 在韓イラン大使館は会見後に配布した大使の発言要約文で、「イランの対応は報復ではなく正当防衛であり、侵略が完全に中止されるまで続ける」と表明した。

 イスラエルのラファエル・ハーパズ駐韓大使も5日午前に大使館で会見を開き、イランに対する軍事作戦の目的は「イランの核開発施設と弾道ミサイル製造を無力化することだけでなく、イランの罪なき市民が望む未来を夢見られるようにすること」と主張した。

 また、1994年の北朝鮮核危機に言及し、「行動を起こさなければならないという教訓を得た」と述べた。北朝鮮の核脅威を阻止できなかった結果、現在北朝鮮の核戦力が完成段階に達していることを踏まえ、イランの核兵器完成を阻止するため先制的に軍事作戦を行ったという意味とみられる。

 ハーパズ氏は米国と軍事作戦を進める過程でイスラエルは意図的に民間施設を攻撃したことはないとして、「イランが流布しているとみられる偽ニュースに注意すべきだ」と主張した。

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