【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が10日発表した国民所得統計によると、2025年の1人当たり名目国民総所得(GNI、暫定値)は3万6855ドル(約582万円)で前年比0.3%増加した。ウォン換算では5241万6000ウォンで、前年比4.6%増加した。

 昨年の名目国内総生産(GDP)は、ウォンベースでは2663兆3000億ウォンで前年比4.2%増加したが、ドルベース(1兆8727億ドル)では0.1%の減少となった。ウォン安・ドル高の影響により、ドルベースの成長率はウォンベースを4.3ポイント下回った。 

 韓国の1人当たりGNIは2014年に初めて3万ドルを超えてから増加を続け、21年には3万8000ドルに迫ったが、22年の急激なウォン安により3万5000ドル台に落ち込んだ。その後、23年(3万6195ドル)に2.7%増加し、3万6000ドル台を回復。だが、24年と昨年の増加率はそれぞれ1.5%、0.3%と低迷し、3年連続で3万6000ドル台にとどまった。

 名目GDPを実質GDPで割ったGDPデフレーターは、24年に比べ3.1%上昇した。GDPデフレーターは輸出入まで含めた全般的な物価水準が反映されたマクロ経済指標だ。 

 昨年の年間実質GDPの暫定値は、1月に公表された速報値と同じ1.0%だった。

 ただ、速報値に含まれなかった昨年12月の経済統計が反映され、10~12月期の成長率はマイナス0.3%からマイナス0.2%に上方修正された。

 部門別では政府消費(1.3%増)と建設投資(3.5%減)、輸出(1.7%減)が速報値よりそれぞれ0.7ポイント、0.4ポイント、0.4ポイント上方修正された。

 業種別の成長率は、製造業が1.5%増加したほか、サービス業(0.6%増)、建設業(4.5%減)、農林漁業(4.7%増)だった。

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