李在明政権
国民の力・張東赫代表「『改憲しても重任しない』と宣言して」…李在明大統領は明言避ける
【TV朝鮮】(アンカー)
韓国政界のニュースです。李在明(イ・ジェミョン)大統領が与野党の代表と7カ月ぶりに対面しました。中東発の経済危機に関連して超党派の対応案を話し合うための席でしたが、政治的にデリケートな発言が少なからず出ました。特に、保守系最大野党「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は、李大統領の事件の公訴取り消し問題や再任問題を持ち出しましたが、李大統領の回答はどういうものだったのでしょうか。チェ・ジウォン記者がお伝えします。
【写真】「野党が改憲阻止議席を確保」 言葉を濁す李在明大統領
(記者リポート)
与野党代表を青瓦台(韓国大統領府)に招いた李在明大統領が、即席で握手を提案しています。
(李在明大統領)
「お二人は最近も手をつないでない、そうではないですよね? 練習を一度…」
続いて行われた会談でも、張東赫代表に発言の順序を譲りました。
(李在明大統領)
「お客さんから先に」
(張東赫/国民の力代表)
「鄭清来(チョン・チョンレ)代表からお先に…。先に話すのは慣れていなくて」
ところが、張代表が15分近く冒頭発言を続ける中で、雰囲気が変わりました。
進歩(革新)系与党「共に民主党」が主導する「捏造(ねつぞう)起訴国政調査」を巡っては、時差を置いた舌戦も繰り広げられました。
(張東赫/国民の力代表)
「国民の間からは、公訴取り消しで物価が下がるのかという声まで出ています」
(鄭清来/共に民主党代表)
「捏造起訴、これは犯罪です。国家が犯した犯罪。そしてそれが今や全て明らかになっているじゃありませんか」
公訴取り消しに関連して特に反応を示さなかった李大統領は「誰が戒厳令の乱用(防止)に反対するだろうか」として改憲への協力を求めました。
(李在明大統領)
「(戒厳が問題という指摘が)党指導部から出た表現なのかどうか正確ではないが、間違ってはいないようだ。戒厳を乱用できなくするのに、誰が反対するだろうかと思います」
すると張代表は、改憲前にまず「重任や再任をするつもりはない」という宣言をしてほしい、と要求しました。
李大統領は「現在公告されている改憲案を修正して議決するのは不可能で、野党が改憲阻止ラインも確保している状態ではないか」と答えました。
張代表はまた、補正予算案に含まれている、いわゆる「中国人観光客支援予算」も指摘しましたが、李大統領はファクトチェックをしてみようと述べつつ、中国人に限定されているなら削減すべきだとしました。
国会文化体育観光委員会は、張代表が言及した予算の一部を、きのうの審議の過程で減額しました。テレビ朝鮮、チェ・ジウォンがお伝えしました。
(2026年4月7日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)