▲イラスト=UTOIMAGE

 米国のある女性が、運転免許更新の際に自分とよく似た「ドッペルゲンガー(自分とそっくりの姿をした分身)」のせいで、身元を偽ったと誤解を受けていたことが分かった。

 米FOX59などが21日(現地時間)に報じた。それによると米インディアナ州アンダーソン在住のエリカ・ブラウンさんは3カ月前に運転免許を更新しようとしたところ、身元を盗用した疑いをかけられた。

 現地車両管理局(DMV)の顔認識システムがブラウンさんの写真を登録する際、同じ州に同じ人物がいるとするアラートが出た。しかも二人は年齢も同じだった。ブラウンさんは車両管理局の詐欺・セキュリティー取締担当調査官から連絡を受け面談を求められた。身元を確認するため追加の書類提出も要求された。

 ブラウンさんは面談の際に、自分にそっくりな女性の写真を見せられた。二人の写真は驚くほどよく似ていた。ブラウンさんによると、自らの写真は2026年に撮影したもので、自分によく似た女性の写真は14年撮影だったという。

 ブラウンさんは「私は一人娘なので自分とよく似た人はこれまでいなかった。私とこれほどよく似た人を見るのは本当に不思議な感じがした。『誰かに似ているね』と言われたことも1回もない」と語る。ブラウンさんは「これほどよく似て同じ場所に住んでいるのに、1回も会ったことがないとは」と驚いた様子だった。

 幸いブラウンさんは今月、免許の更新が認められた。その後、自分とよく似た女性に会いたいと思ったブラウンさんはティックトックに「私のドッペルゲンガーに会いたい」として支援を求める動画を掲載し、ついに相手を見つけることに成功した。

 ブラウンさんはメディアの取材に「彼女に会いたかった。同じ空間にいるので会いたかったし、彼女が誰なのかも知りたかった」「家族がいるのか、両親はどんな顔なのか、これが遺伝的にいかにして起こり得るのか気になった」と述べた。

 ブラウンさんは女性を探すための9回目の投稿で相手を見つけたという。ブラウンさんは22日にティックトックに「ドッペルゲンガーを見つけた」として「(今回のことが)ニュースになって多くの人たちから情報をもらった。今彼女はインディアナ州にはいない。プライバシーのため彼女の情報は掲載しない」などした上で「ただ彼女を見つけたことはお伝えする」とのみ明らかにした。

 今回のブラウンさんのようなケースは決して珍しくないという。報じられた内容によると、米車両管理局は毎年約160万件の免許関連業務を行っているが、このうち今回とよく似たケースは500件以上あるそうだ。

チョン・チェビン記者

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