▲写真=テレビ朝鮮の放送画面をキャプチャーしたもの

 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者で、ドイツ・モータースの株価を操作した疑いなどが持たれている金建希(キム・ゴンヒ)夫人が、控訴審で懲役4年を言い渡された。これは一審で宣告された懲役1年8カ月より重い刑だ。

【写真】8カ月ぶりにマスクを外した金建希夫人

 ソウル高裁刑事15-2部(裁判長:申宗旿〈シン・ジョンオ〉判事)は28日午後3時、金夫人の資本市場法違反等容疑事件の控訴審宣告期日を開いて懲役4年および罰金5000万ウォン(現在のレートで約542万円。以下同じ)を言い渡し、さらに2094万ウォン(約227万円)の追徴を命じた。裁判部は、株価操作関連の資本市場法違反を一部有罪、あっせん収賄を全て有罪、政治資金法違反については無罪と判断した。

 控訴審裁判部は、金夫人の株価操作容疑について共同正犯の責任を認め、「ブラックパール・インベストメント側に提供された口座および資金とブラックパール側に売り渡したドイツ・モータース株式が相場操縦行為に動員され得るという事実を知ってこれを容認するにとどまらなかった」「通情売買(当事者間で事前に示し合わせて行う売買)の手法でブラックパール側に売り渡し、相場操縦行為に加担したとみるべき」と判示した。

 一審で一部有罪だったあっせん収賄容疑は、全部有罪と判断した。特に、一審では「具体的な見返りの要請がなかったので儀礼的な贈り物とみられる」として無罪と判断していた802万ウォン(約87万円)相当のシャネルのバッグ(2022年4月7日贈呈)について、控訴審では有罪とみなした。

 政治資金法違反容疑については一審と同じく無罪と判断した。裁判部は「被告人夫婦が財産上の利得にあずかったと見ることはできず、無罪と判断した原審判決に結論的に首肯し得る」とした。

チョ・ジョンリン記者

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