▲イラスト=UTOIMAGE

 7年間、韓国各地の主な捜索現場で活動し、16人の人命を救った消防救助犬「チュンソン」が引退し、新たな家族に迎えられた。

【写真】チュンソンと別れのあいさつを交わす救助隊員たちとチュンソンの様子

 釜山消防災難本部(消防局)は1日午後、海雲台区の119特殊対応団でチュンソンの引退式典を開いた。式典には特殊対応団長をはじめ、チュンソンと生死も苦楽も共にした歴代のハンドラー3人や里親2人などが出席した。

 ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアのオスであるチュンソンは、2019年4月に現場へ配備された。山岳および災害公認1級を持つベテラン救助犬で、2019年と2022年の全国119救助犬競技大会で1位を取るなど、各種大会で4回も入賞した。

 7年間で291件の救助現場に出動し、16人の尊い命を助けた。特に2020年の機張郡三角山と2023年の沙下区鷹峰烽燧台周辺で、道に迷った高齢の認知症患者を無事に発見し、家族の元へ送り届けた。

 現在11歳のチュンソンは、人間の年齢に換算すると80代だ。緊迫した状況で任務を遂行するには無理があると判断され、救助現場を離れることになった。これを受けて釜山消防は、厳格な現地実査や審議などを経て、忠清北道清州市に住むある家族を里親に選定した。チュンソンは新しい家族と共に、広い田園住宅で快適な老後を送ることになる。

 119特殊対応団のアン・ソンホ団長は「これからは重い救助任務から離れ、新しい家族の温かい胸の中で、健康で幸せな第2の『犬生』を送ることを心から願っている」と語った。

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