高齢化日本の残酷な「介護殺人」

2018/07/09 10:58

 日本の横浜市神奈川区の大口病院(現・横浜はじめ病院)で2016年9月に入院患者2人が相次いで中毒死する事件が起きた。現場となった4階の病室は末期がん患者が収容されており、患者が死亡すること自体は不自然なことではなかったが、死亡した2人のうち八巻信雄さん(88)のケースは通常とは異なった。八巻さんの注射液から不審な泡が発見されたからだ。警察による捜査結果は衝撃的だった。注射液に界面活性剤が混入した..

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