中絶手術中に泣いた胎児殺害、医師に懲役3年6月=韓国大法院

2021/03/15 15:00

 韓国大法院1部は14日、人工妊娠中絶手術中に生きた状態で取り出された妊娠34週目の胎児を殺害したとして、殺人罪で起訴された産婦人科医師に二審判決と同じ懲役3年6月の判決を言い渡したことを明らかにした。ただ、一審で有罪となった堕胎罪は憲法裁判所の違憲決定に従い、無罪が確定した。

 医師は2019年3月、ソウル市内の産婦人科医院で妊娠34週目(9カ月)の胎児の人工妊娠中絶手術を帝王切開方式で行った際、..

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