新羅時代の「人身御供」、慶州でまた人骨発掘

2021/09/08 16:59

首飾り・腕輪を着けた身長135センチの女性…月城の築造時にささげ物にされたもよう

▲慶尚北道慶州月城の西側城壁の下から発見された成人女性の人身御供。/文化財庁

 新羅の王城だった慶尚北道慶州の月城で、西側城壁の門の跡から、人間をささげ物とする「人身御供」の痕跡である人骨がまたも発掘された。この場所では2017年にも、人身御供のケースとみられる50代の男女の人骨2体が初めて発掘されている。

 文化財庁国立慶州文化財研究所は7日、「新たに発掘された人骨は、2017年の人骨発見地点から50センチ離れた場所で確認され、身長135センチ程度の小さな体格の成人女性」と..

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