▲6日に釜山市内の刺身店で目撃された尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領/ツイッター
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、6日の夕食会で訪れた刺し身店の店名と関連して一部から「親日」と批判を受けている。これについて韓国大統領室は「本質から外れて飲食店の店名を問題視し、これによって反日扇動を狙う動きだ」と批判した。尹大統領はこの日、2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致を支援するため釜山市内で特別市や広域市などの市長、道知事らと中央地方協力会議を開催し、直後にこの飲食店で夕食会を行..
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▲6日に釜山市内の刺身店で目撃された尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領/ツイッター
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、6日の夕食会で訪れた刺し身店の店名と関連して一部から「親日」と批判を受けている。これについて韓国大統領室は「本質から外れて飲食店の店名を問題視し、これによって反日扇動を狙う動きだ」と批判した。尹大統領はこの日、2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致を支援するため釜山市内で特別市や広域市などの市長、道知事らと中央地方協力会議を開催し、直後にこの飲食店で夕食会を行った。
韓国大統領室の関係者は9日、竜山大統領室で記者団の取材に応じ「釜山での一連の行事の本質は、大統領、大統領室、国務総理(首相)、内閣、与野党と17人の市長・道知事が釜山万博誘致とその開催成功に向け、超党派・政府横断・国家的に力を合わせるための席だった」とした上で、上記のように指摘した。
一部のユーチューブ番組を含むインターネットでは、今月6日に夕食会が行われた釜山市内の刺し身店の店名「日光」、旭日旗、「コンジン法師(大統領陣営との関係をうわさされるシャーマン)」などとの関連性を主張し、これをネットを通じて広めようとする動きが相次いでいるが、韓国大統領室はこの動きを批判したのだ。上記の韓国大統領室関係者は「そのような(扇動の)動きを見た多くの国民は『もしかするとあの人たちは釜山万博に反対しているのだろうか。反対だと堂々と言えないので枝葉末節的な問題で本末転倒を狙っているのか』との疑いを持っている」との見方を示した。
この関係者はさらに「釜山市民は博覧会国際事務局(BIE)の調査団を迎えるため1週間にわたり本当に最善の努力を傾けたが、とんでもない記事やとんでもない書き込みがコミュニティーに広がっているのを見て大きく失望したのではないか」とも指摘した上で「いかなる事案でも常に本質が重要で、本質を揺るがし足下をすくおうとするこの種のいかなる努力も結果的に成功しないだろう」と述べた。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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