建国大統領・李承晩を「内乱首謀者」と主張する韓国国会議員【記者手帳】

2023/06/04 06:25

李承晩に対する暴言を吐いた姜聖熙・進歩党議員 「大韓民国は生まれるべきではなかった」という「北正統論」、学生運動出身者の歴史観を反映

▲進歩党の姜聖熙議員(左)が5月22日、韓国国会で開かれた朴敏植・国家法勲部長官候補(右)の人事聴聞会で質疑を行っている。/写真=国会放送

 韓国の進歩(革新)系野党「進歩党」の姜聖熙(カン・ソンヒ)議員議員が5月22日、朴敏植(パク・ミンシク)国家法勲部(省に相当)長官候補の聴聞会で李承晩(イ・スンマン)大統領記念館設立に反対し、李・元大統領のことを「内乱罪の首謀者」と呼んだ。1960年の4・19革命当時、憲法や法律に基づかない非常戒厳の宣布で市民およそ100人が警察の発砲で命を落としたのだから、李・元大統領は「内乱罪」に当たるとい..

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