韓国の中高年労働者、34.4%は非正規社員…OECD1位 日本は22.5%で2位

2024/03/25 14:35

KDI報告書「労働市場回復に向けた提言」

 韓国では55-64歳の賃金労働者100人のうち34人が期間の定めのある労働者など「臨時の雇用者」であることが分かった。この割合は経済協力開発機構(OECD)加盟国では圧倒的1位だ。これは過度な年功序列式の賃金構造に伴うもので、韓国の労働市場は「正社員12%」と「非正規社員88%」のいわゆる「12対88」の二重構造がさらに進んでいることが分かる。

 韓国開発研究院(KDI)が20日に公表した報告書「..

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