消えたEVメーカーの夢…雑草が生い茂る旧韓国GM群山工場

2024/12/05 11:15

▲2021年にミョンシン群山工場で開かれた「群山型雇用」による生産1号車である「タニゴバン」出荷式で宋河珍(ソン・ハジン)全羅北道知事(左から3番目)など出席者が記念撮影をしている/聯合ニュース

 「群山が電気自動車(EV)の生産基地として復活すると思っていました。買収元の会社は見慣れない中小企業でしたが、車を作り続けると言うのでうまくいくと信じていました。当時大統領と政府も関心を示していたので、この大きな工場が今のように放置されると予想した人はほとんどいなかったはずです」

 11月14日、全羅北道群山市紙谷洞で会った住民Hさんは暗い表情でそう話した。Hさんは普段、仕事で紙谷洞から車で約10..

続き読む