サウナを定期的に利用している人ほど健康で、よりいっそう幸せを感じるという研究結果が出た。

　スウェーデン・ルレオ工科大学の研究チームは2022年、ノルボッテン県やヴェステルボッテン県の25－74歳の成人1180人を対象に、サウナ利用度による健康状態を調べる研究を実施した。研究チームは参加者たちのアンケート調査を通じ、健康状態、サウナの利用（サウナに入っている時間、サウナの温度、一人で入浴したのかほ..

　サウナを定期的に利用している人ほど健康で、よりいっそう幸せを感じるという研究結果が出た。

　スウェーデン・ルレオ工科大学の研究チームは2022年、ノルボッテン県やヴェステルボッテン県の25－74歳の成人1180人を対象に、サウナ利用度による健康状態を調べる研究を実施した。研究チームは参加者たちのアンケート調査を通じ、健康状態、サウナの利用（サウナに入っている時間、サウナの温度、一人で入浴したのかほかの人と一緒に入浴したのか）などについて調査した。参加者の身体活動レベル、喫煙および飲酒習慣、睡眠の満足度、痛み、不安および抑うつレベル、一般的な健康、エネルギー・レベル、幸福度なども評価した。

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　研究の結果、サウナを定期的に利用している人は、そうではない人に比べ年齢が低く、身体的に活動的なタイプだった。また、彼らはサウナを利用しない人に比べ高血圧の割合が低く、身体的な苦痛の経験が少ないことが分かった。定期的にサウナを利用する人は、不安や抑うつの数値が低く、エネルギーや幸福度が高かった。また、睡眠パターンについて、より大きな満足感を示した。興味深いことに、サウナを1カ月に1－4回利用する人たちの間でメンタルヘルスの差が最も目立っていた。それよりもひんぱんに入浴しても、メンタルヘルスやエネルギーが追加で改善されることはなく、幸福度を示す点数はサウナを1カ月に4回以上利用する人たちの間で、中間の利用者に比べ実際に低かった。

　アーサー・エンストロム教授は「体が疲れたり精神的につらいとき、サウナで汗をしっかり流すと、体やメンタルが一段と回復する」と語った。

　この研究は、学術誌「International Journal of Circumpolar Health」に最近掲載された。

キム・ソヒ記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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