▲イラスト=UTOIMAGE
慶尚南道統営で、水遊びをしていた中学生がクラゲに刺され、驚いて近くの無人島まで泳いでたどり着き、そこで孤立するという事故が発生した。
7月4日に統営海洋警察署が発表したところによると、3日午後5時23分ごろ、統営の無人島、イ島で中学3年生の男子生徒が孤立したという通報が海警に入った。
【写真】無人島で孤立した中学生を救助する様子
男子生徒は友人と一緒に統営市光道面の竹林湾で泳いでいたところ、クラゲ..
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▲イラスト=UTOIMAGE
慶尚南道統営で、水遊びをしていた中学生がクラゲに刺され、驚いて近くの無人島まで泳いでたどり着き、そこで孤立するという事故が発生した。
7月4日に統営海洋警察署が発表したところによると、3日午後5時23分ごろ、統営の無人島、イ島で中学3年生の男子生徒が孤立したという通報が海警に入った。
【写真】無人島で孤立した中学生を救助する様子
男子生徒は友人と一緒に統営市光道面の竹林湾で泳いでいたところ、クラゲに刺され、足にけいれんが生じた。男子生徒は方角が分からなくなり、およそ200メートル離れたイ島まで泳いだが、そこから戻ってくることはできなかった。
海警は沿岸救助艇や陸上パトロールチームを現場に送り込んだが、島の周囲の水深が浅く、男子生徒のいる場所に近寄るのは難しかった。そこで海警は、海に飛び込み泳いで無人島に近づき、男子生徒を救助した。
男子生徒は、足の親指に1センチほどの裂傷を負ったのみで済んだという。
海警の関係者は「猛暑で水温が上昇し、クラゲが頻繁に出没している」として「クラゲに刺されたらすぐに水から出て、皮膚には触れずに海水で洗浄した後、すぐに救助要請をしてほしい」と語った。
慶尚南道固城など南海の一部海域では今年3月から、ミズクラゲを中心にクラゲが大量発生している。国立水産科学院は、6月初めに釜山・慶尚南道の南海沿岸にクラゲ予備注意報を発令したのに続いて、6月26日にはこれを注意報に引き上げた。注意報は、ミズクラゲが1ヘクタール当たり平均1000匹以上現れるときに発令される。6月に慶尚南道の固城湾一帯では1ヘクタール当たり22万2000匹も観測された。
チェ・ヘスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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