▲14日、法隆寺を訪れた李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市早苗首相。写真=news 1
日本の奈良県を訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は14日午前、高市早苗首相と一緒に同地域を代表する文化遺産の法隆寺を訪れた。高市首相は先に法隆寺に到着して李大統領を待ち、李大統領は出迎えてくれた高市首相の手を取って「ああ、手が冷たいですね」と声をかけた。
【写真】韓日首脳会談 贈呈品のドラムセット・腕時計
両首脳は法隆寺管長の案内で境内を見回った。古代の日本と韓半島(朝鮮半島)の交流の痕跡が残..
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▲14日、法隆寺を訪れた李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市早苗首相。写真=news 1
日本の奈良県を訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は14日午前、高市早苗首相と一緒に同地域を代表する文化遺産の法隆寺を訪れた。高市首相は先に法隆寺に到着して李大統領を待ち、李大統領は出迎えてくれた高市首相の手を取って「ああ、手が冷たいですね」と声をかけた。
【写真】韓日首脳会談 贈呈品のドラムセット・腕時計
両首脳は法隆寺管長の案内で境内を見回った。古代の日本と韓半島(朝鮮半島)の交流の痕跡が残る法隆寺は日本で最も古い木造建築物で、1993年に日本の文化財としては初めて国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された。
庭に砂利が敷かれている法隆寺を見て回るために運動靴を履いてきた李大統領は、日本で最も古い塔である法隆寺の五重塔や、百済から渡ったという記録があるため「百済観音」とも呼ばれている木造観音菩薩像などを見て回った。李大統領は「本当に素晴らしい」と言った後、高市首相に「ここにはよくいらっしゃるのですか? 子どものころ、遠足で来たこともありますか?」と聞いた。奈良県は高市首相の出身地であり、選挙区がある地域だ。
青瓦台(韓国大統領府)は「一般人の鑑賞が規制されている収蔵庫を、特別日程により日本側が開放した。過去の火災で焼損したが、厳格に保存・管理されている法隆寺金堂壁画の実物を両首脳に見せてくれた」「韓国大統領初の奈良訪問に対して、日本側が見せられる最上級の歓待だ」と述べた。高句麗の僧・曇徴が描いたという説があった法隆寺金堂壁画は1949年に火災で焼損した。法隆寺側は、黒く焼けた壁面そのものを保存しており、収蔵庫の修理費用を調達するため昨年10月に880人に公開するなど、特定の機会に寄付をした限られた人々にのみ公開している。
法隆寺訪問は、李大統領の1泊2日の訪日中に高市首相と会う最後の日程だった。高市首相は李大統領を車まで見送り、3度も握手した。高市首相は李大統領が車に乗った後も近づいてきて、開いた窓からまた握手をした。魏聖洛(ウィ・ソンラク)青瓦台国家安保室長は日本での記者会見で、今回の首脳会談の最大の成果に「両首脳が構築した個人的親交と信頼関係」を挙げ、「首脳間で『今後、困難があったとしても、今回構築した友情と信頼を礎に解決していこう』という言葉が交わされた」と述べた。
李大統領は帰国に先立ち、日本の関西地方の同胞たちと懇談会を開き、「皆さんの犠牲のおかげで大韓民国は産業化と民主化を同時に成し遂げ、韓日関係にも浮き沈みはあるものの、少しずつ進展を遂げている」と感謝の意を表した。また、「独裁政権時代には国が日本で居住している在外国民をスパイと決めつけた事件が数多くあった。その胸の痛む歴史も私たちは忘れてはならない」と語った。また、2024年12月3日の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による非常戒厳宣布に言及し、「違法な非常戒厳時、(在日同胞たちは)大韓民国の民主主義を守り抜くため、数多くの光を共に照らしてくれた。母国に対する皆さんの献身と愛に胸が締めつけられる」とも話した。
一方、青瓦台は13日の韓日首脳会談で、日本が主導する「包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)」に韓国が加入する問題と、日本がその先決条件と考えている日本産水産物の輸入禁止解除問題なども話し合われたと明らかにした。
魏聖洛室長は「水産物問題に関し、食品の安全について日本側から説明があった。我々は説明を聞いた」と述べた。そして、CPTPP加入については「我々は(加入を)推進するという意思を再確認した。我々の基本的なアプローチの方向性を語り、日本側も基本的な見解を述べた」と話した。魏聖洛室長は「CPTPP加入問題は詳細には話し合われていない」とした上で、「前向きに話し合った。実務者間の追加協議が必要だというくらいだ」と言った。
両国は今回の会談で、1942年に水没事故が発生し、朝鮮人136人など計183人が死亡した「長生炭鉱水没事故」犠牲者の遺骨の身元確認作業を共同推進することにした。魏聖洛室長はこれについて、「単独会談で高市首相が取り上げた主要懸案のうち、最初に提起した問題だった。この問題に真っ先に言及した。ご遺族の長年の念願を実現する第一歩であり、韓日が歴史問題を共に解決できる糸口にもなるだろう」と言った。ただし、具体的な案については「引き続き協議をしながら解決していかなければならない」と述べた。
奈良=パク・サンギ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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