【TV朝鮮】(アンカー)
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者である金建希(キム・ゴンヒ)夫人の一審判決について、社会部法曹チームのチョ・ジョンリン記者と「ニュースもっと」で細かく調べてみたいと思います。ドイツ・モータース株価操作事件が浮上したのは7年前のことですね?
【戒厳令2カ月前】金建希夫人株価操作疑惑巡り「検察は国民が納得し得る結果を出すべき」と語る韓東勲・国民の力代表(2024年1..
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【TV朝鮮】(アンカー)
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者である金建希(キム・ゴンヒ)夫人の一審判決について、社会部法曹チームのチョ・ジョンリン記者と「ニュースもっと」で細かく調べてみたいと思います。ドイツ・モータース株価操作事件が浮上したのは7年前のことですね?
【戒厳令2カ月前】金建希夫人株価操作疑惑巡り「検察は国民が納得し得る結果を出すべき」と語る韓東勲・国民の力代表(2024年10月10日)
(チョ・ジョンリン記者)
はい。文在寅(ムン・ジェイン)政権時代の2019年、当時の尹錫悦検察総長の人事聴聞会で取り上げられました。
(金鎮台〈キム・ジンテ〉/自由韓国党議員〈2019年7月当時〉)
「ドイツ・モータース、ドイツ・フィナンシャル株式のことです。2017年1月に配偶者が20億ウォン(約2億1000万円)分を買って5月に現候補者が中央地検長になって、これをまた売り渡しましたね。たった4カ月で」
(尹錫悦/検察総長候補者〈2019年7月当時〉)
「そうです」
2020年4月に現与党の関係者が検察に金夫人の株価操作事件を告発し、当時の秋美愛(チュ・ミエ)法相の検察が捜査を行いましたが、起訴できず、疑惑提起から4年6カ月を経て尹錫悦政権の検察が最終的に「嫌疑無し」の処分を下しました。
(趙相元〈チョ・サンウォン〉/ソウル中央地検第4次長検事〈2024年10月〉)
「被疑者が主犯たちと株価操縦を共謀したり、彼らの株価操縦の犯行を認識、または予見していながら口座管理を委託したり、直接株式取引を行ったりしたとは見なし難く…」
すると民主党を中心に、「手加減」捜査だとして当時の李昌洙(イ・チャンス)中央地検長などを弾劾訴追しましたが、憲法裁は裁判官8人全員一致で棄却しました。
(アンカー)
現政権になってから金建希特別検察官(特検)が起訴しましたが、結局、裁判所が無罪だと判断しましたね。
(記者)
そうです。現政権になって発足した金建希特検チームは金夫人を資本市場法違反容疑で起訴し、その際に「長期間にわたる社会的論争に終止符を打った」と自画自賛もしました。
(金亨根〈キム・ヒョングン〉/特検補〈昨年12月29日〉)
「法の外で処罰を避けてきた金建希とイ・ジュンスの共謀事実を新たに明らかにし、容疑者らを全員、資本市場法違反容疑で勾留起訴しました」
ところが振り返ってみれば、株価操縦など金夫人関連の疑惑は、尹錫悦政権没落の端緒も提供しました。2024年10月、当時の保守系与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は、検察が株価操作事件を起訴するかどうかについて「国民が納得する決定をすべき」と声を上げ、尹錫悦大統領との対立が深まり、戒厳宣布決定にも影響を及ぼした―と分析されています。結果論的な話ですが、二つの政権の運命を分けた金夫人の株価操作事件は、一審判決だけで見ると罪ではないということになります。
(アンカー)
裁判長を務める禹仁成(ウ・インソン)部長判事に対して、与党側からは批判が集中しましたが、裁判所内での評価はどうですか?
(記者)
はい。禹仁成部長判事は判決言い渡しの冒頭で突然、速記士に言葉をかけました。
(禹仁成/ソウル中央地裁部長判事)
「あの、速記士さん。私が後でスクリプトお渡ししますから、しなくてもいいです」
宣告文をそのまま読み上げるのを、わざわざ写し取ろうと無理をする必要はない、と言ったのですが、法曹記者の間からは極めて異例の配慮という評価が出ました。禹部長判事は法曹界で「不偏の判事」「鋭い質問をする判事」という評があります。双竜自動車の解雇労働者たちが大漢門前で立てこもりをした事件で無罪を言い渡し、性的少数者に有利な判決を下したこともありました。ところがきょう、民主党からは「法の名を借りて国民を欺瞞(ぎまん)し、常識を正面から破壊する決定」(韓俊鎬〈ハン・ジュンホ〉)、「権力型犯罪を助長する司法府」(朴善源〈パク・サンウォン〉)と、裁判部を非難する声が出ました。
(アンカー)
金夫人は他の裁判も受けていますね?
(記者)
はい。特検が起訴した旧統一教会の国民の力集団入党事件は、やはり禹仁成部長判事が担当していますが、まだ公判準備段階です。瑞煕建設の李鳳官(イ・ボングァン)会長から公職請託を受けてネックレスをもらった疑いでも裁判を受けなければなりません。
(アンカー)
チョ記者、よく分かりました。
(2026年1月28日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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