【TV朝鮮】(アンカー)
韓国与党が2月28日、いわゆる「司法改革3法」の中で一つだけ可決していなかった「大法官(最高裁判所裁判官)増員法」も国会本会議を通過させました。現行14人の大法官が26人に増えることになるわけですが、これを補助する判事約100人が裁判研究官として追加で投入される見通しです。当の法曹界からは、下級審の遅延を懸念する声が高まっています。
(リポート)
黒いマスクを着けた国民の力..
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【TV朝鮮】(アンカー)
韓国与党が2月28日、いわゆる「司法改革3法」の中で一つだけ可決していなかった「大法官(最高裁判所裁判官)増員法」も国会本会議を通過させました。現行14人の大法官が26人に増えることになるわけですが、これを補助する判事約100人が裁判研究官として追加で投入される見通しです。当の法曹界からは、下級審の遅延を懸念する声が高まっています。
(リポート)
黒いマスクを着けた国民の力の議員たちが、手にプラカードを持って壇上を囲み、沈黙デモをしましたが、大法官増員法案は本会議を通過しました。
禹元植(ウ・ウォンシク) /国会議長(2月28日)
「賛成173人、反対73人、棄権1人で、法院(裁判所)組織法一部改正法律案の代案が可決したことを宣言します」
現在は大法官の定員は14人で、これを2030年までに26人に増員するわけですが、李在明(イ・ジェミョン)大統領が任期を終えるまでに22人の大法官を任命できるようになりました。
大法官1人につき裁判研究官が平均で8.4人投入されますが、そうなると経歴14年以上の判事が100人以上、追加で必要になるとの見方が出ています。
ある部長判事は「ソウル市内の地方裁判所2カ所が丸ごとなくなるのと同じだ」として「上級裁判所がベテラン判事を100人以上引っこ抜いていくのなら、裁判の遅延は避けられない」と話しました。
法曹界では、下級審の裁判遅延がいっそう深刻になるとの懸念も出ています。
張永洙(チャン・ヨンス) /高麗大法学専門大学院名誉教授
「一審・二審での(裁判遅延)問題はさらに深刻になるのではないだろうか。上の石を抜いて下の石を支えるような、その場しのぎのやり方では根本的な解決にはならないはずだ」
大法院は今月12日と13日、法院長懇談会を開催し、大法官増員法と裁判訴願法など司法改革3法への対応策を話し合う見通しです。TV朝鮮、リュ・テヨンがお伝えしました。
(2026年3月1日放送 TV朝鮮『ニュース7』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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