趙垠奭(チョ・ウンソク)内乱特別検察官(特検)チームが6日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の逮捕妨害および国務委員(閣僚)戒厳審議権侵害容疑事件の控訴審で、懲役10年を求刑した。
特検チームは、ソウル高裁刑事1部(尹誠植〈ユン・ソンシク〉部長判事)の審理で開かれた尹・前大統領の特殊公務執行妨害等容疑事件の結審公判で「一審が事実と法理を誤解して一部の容疑を無罪と判断しており、懲役5年の刑はやは..
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趙垠奭(チョ・ウンソク)内乱特別検察官(特検)チームが6日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の逮捕妨害および国務委員(閣僚)戒厳審議権侵害容疑事件の控訴審で、懲役10年を求刑した。
特検チームは、ソウル高裁刑事1部(尹誠植〈ユン・ソンシク〉部長判事)の審理で開かれた尹・前大統領の特殊公務執行妨害等容疑事件の結審公判で「一審が事実と法理を誤解して一部の容疑を無罪と判断しており、懲役5年の刑はやはり軽すぎる」として裁判部に懲役10年を求めた。
特検チームは「被告人は数多くの下級者たちを動員し、違憲・違法な非常戒厳を通した内乱犯罪と捜査妨害、証拠隠滅などの犯罪に及んだ」と主張した。
さらに「自分のせいで犯罪に加担することになった数多くの下級者たちが勾留されたり、捜査対象になって取り調べを受けたりするなど、苦痛を受けているにもかかわらず、犯罪を行った事実を認めるどころか、下級者たちをうそつき扱いしたり責任を転嫁したりしている」と指摘した。
その上で「行政府の首班である大統領としての地位と権限を乱用した犯行は、再犯を想定し得ない犯罪に該当する」とし「被告人が初犯だという点を有利な量刑事由として反映することは国民の法感情と極めて懸け離れた判決」と付け加えた。
先に一審裁判部は今年1月、高位公職者犯罪捜査処による逮捕を妨害した容疑および国務委員招集に関連した職権乱用容疑など、大部分の公訴事実を有罪と認めて懲役5年を言い渡した。
ただし、外信に対して行った虚偽広報容疑と国土交通相・産業通商資源相に対する審議権侵害容疑の一部などは、犯罪の証明が足りないとして無罪判決を下した。
尹・前大統領側は控訴審でも、戒厳は「警告性」「メッセージ性」のものだったとし、審議権侵害はなかったという立場を繰り返し主張した。
キム・イェナ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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