▲20日午後、水原総合運動場で行われたAFC(アジアサッカー連盟)女子チャンピオンズリーグ(AWCL)2025/26の準決勝、韓国の水原FCウィメン対北朝鮮のネゴヒャン(わが故郷)女子蹴球団の試合で、両チームを応援する南北共同応援団。
北朝鮮の女子サッカークラブチーム「ネゴヒャン(わが故郷)女子蹴球団」(以下、ネゴヒャン)が韓国に来て臨んだ試合中、韓国統一部(省)から3億ウォン(約3200万円)の支援を受けた南北共同応援団がずっと北朝鮮チームに大きな声援を送っていたことが物議を醸している。
【写真】南北対決で逆転勝利 喜ぶ北朝鮮選手たち
対戦した韓国の女子サッカークラブチーム「水原FCウィメン」の監督は試合後、「胸が少し痛んだ」..
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▲20日午後、水原総合運動場で行われたAFC(アジアサッカー連盟)女子チャンピオンズリーグ(AWCL)2025/26の準決勝、韓国の水原FCウィメン対北朝鮮のネゴヒャン(わが故郷)女子蹴球団の試合で、両チームを応援する南北共同応援団。
北朝鮮の女子サッカークラブチーム「ネゴヒャン(わが故郷)女子蹴球団」(以下、ネゴヒャン)が韓国に来て臨んだ試合中、韓国統一部(省)から3億ウォン(約3200万円)の支援を受けた南北共同応援団がずっと北朝鮮チームに大きな声援を送っていたことが物議を醸している。
【写真】南北対決で逆転勝利 喜ぶ北朝鮮選手たち
対戦した韓国の女子サッカークラブチーム「水原FCウィメン」の監督は試合後、「胸が少し痛んだ」と割り切れない思いを隠せなかった。
20日午後、水原総合運動場で行われたAFC(アジアサッカー連盟)女子チャンピオンズリーグ(AWCL)2025/26準決勝で、水原FCウィメンはネゴヒャンに1-2で逆転負けした。
これは、韓国女子サッカークラブチームと北朝鮮女子サッカークラブチームの初対決だった。また、北朝鮮選手団の来韓も2018年以来で、約8年ぶりだった。
だが、人々の大きな関心は試合そのものよりも観客席に寄せられた。同日、水原総合運動場には観客約5700人が集まった。そのうち約2000人は民間団体が組織した「南北共同応援団」だった。
南北共同応援団は韓国統一部の南北協力基金の支援を受けて結成されたもので、市民社会団体のメンバーや支援者、脱北者の家族、中高年層の参加者らが多数含まれている。南北共同応援団は試合前、「両方のチームを応援する」と語っていた。
しかし、実際の応援ムードは「北朝鮮チーム側に偏っていた」と評されている。南北共同応援団のチアリーダーたちは試合序盤から「ネゴヒャン」という言葉を強調した。
水原FCウィメンの得点チャンスでも拍手が送られたが、ネゴヒャンの得点シーンではさらに大きな歓声がわき起こった。
後半、水原FCウィメンのキャプテン池笑然(チ・ソヨン)がPKを外した時、観客席の一部から歓声が上がった様子は、インターネット上でも議論を呼んだ。
試合後、サッカー界やその周辺では「水原のホームゲームなのか、それともネゴヒャンのホームゲームなのか分からない」という反応もあった。
水原FCウィメンのパク・キルヨン監督は試合後の記者会見で、南北共同応援団のムードについて質問を受けた際、涙声で「私たちは大韓民国のサッカーチーム、水原FCウィメン・チームだ。試合中に反対側からいろいろと…試合中ずっと寂しさを感じ、胸が少し痛んだ」と言った。
その上で、「これほど多くの観客の皆さんや記者の皆さんの前で試合をしたのは、実は初めてだった」「選手たちも女子サッカー発展のために良い試合と結果を同時にお見せしたいと思っていたのに、そうすることができず、ファンの皆さんに申し訳ない」と述べた。
一方、ネゴヒャンのリ・ユイル監督は南北共同応援団の反応について、「激しい試合だったため、試合に集中しようと思い、あまり意識していなかった」「一つ感じたのは、ここに住んでいる人々はサッカーに対する関心が高いようだということだ」と語った。
ピョン・ジェヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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