▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】生成AI(人工知能)が急激に普及しても建設業や製造業など現場作業中心の職種は代替される可能性は低いが、通訳業・翻訳業やジャーナリストなどはその仕事が奪われる可能性が高いとする研究結果が公表された。
【写真】中国のAI俳優リン・シーイェンとチン・リーユエ
米NBCテレビなどが5月24日(現地時間)に報じた。それによるとハーバード経営大学院(HBS)のスラージ・スリニバサン教授の研究チ..
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【NEWSIS】生成AI(人工知能)が急激に普及しても建設業や製造業など現場作業中心の職種は代替される可能性は低いが、通訳業・翻訳業やジャーナリストなどはその仕事が奪われる可能性が高いとする研究結果が公表された。
【写真】中国のAI俳優リン・シーイェンとチン・リーユエ
米NBCテレビなどが5月24日(現地時間)に報じた。それによるとハーバード経営大学院(HBS)のスラージ・スリニバサン教授の研究チームは世界の求人データを分析する労働市場データ企業のライトキャスト、米労働省の職業情報ネットワーク・データなどに基づき2019年から25年3月までの求人広告を追跡・分析した結果を公表した。
研究チームは900以上の職種の中から1万9000以上の職務内容を分析し「自動化点数」を算出した。この点数は1に近づくほどAIに取って代わられる可能性が高いことを意味する。
調査結果によると、AIの普及で労働市場は極端に二極化することが分かった。生成AIが本格的に導入された2022年以降、AIで代替可能な反復的かつ構造化された業務の求人広告は13%減少した。これに対して分析的・技術的・創造的な能力が求められる仕事の求人は逆に20%増加したという。
職業別では通訳業や翻訳業が自動化点数0.8でAIに取って代わられるリスクが最も高かった。ジャーナリストやリポーターも0.54点で高リスク群に分類された。分析対象となった911職種のうち事実上AIの脅威を受ける点数が0.5以上の職種は合計164に上った。
これとは逆に建設業、製造業、運送業など人間の身体能力やリアルタイム空間の認知能力が必要な職業は0点に近く、AIによる代替は難しいことが分かった。
ただしAIが全てのホワイトカラーの仕事を全て代替するわけではないと研究チームは予想している。その例として研究チームはAIを通じて仕事の効率を最大限に高められる微生物学者や金融アナリストなどを上げている。
研究チームは「投資の専門家はAIを使ってマーケットの膨大なデータを迅速に分析できるようになったが、最終的な判断と責任は今も人間の領域だ」と説明した。
ただし研究チームと現地の専門家らは企業がAIを単なる経費削減や人員削減の手段とすることに警鐘を鳴らしている。
研究チームは「ホワイトカラーの労働市場が衝撃を受けることが確認されたので、それに対する企業の対応が課題として残った」「AIを人員削減の道具に転落させるのではなく、人間の仕事をサポートする補助手段として活用すべきだ」と強調した。さらに「判断力やコミュニケーション能力のようにAIが代替できない人間だけの能力を強化できるよう、企業は社内での再教育プログラムへの投資を拡大しなければならない」と提言した。
ソ・ヨンウン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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