▲イラスト=UTOIMAGE
路上生活者や生活困窮者のために無料で食事を提供している「アンナの家」で、ご飯の上にケーキを載せて提供したとして、写真を投稿した神父のSNS(交流サイト)アカウントに悪質コメントが殺到していることが23日までに分かった。
悪質コメントが書き込まれている投稿は、「アンナの家」を運営するキム・ハジョン神父(69、本名:ビンチェンツォ・ボルド)が6月13日にアップしたものだ。以前から製パン店が継続してケ..
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▲イラスト=UTOIMAGE
路上生活者や生活困窮者のために無料で食事を提供している「アンナの家」で、ご飯の上にケーキを載せて提供したとして、写真を投稿した神父のSNS(交流サイト)アカウントに悪質コメントが殺到していることが23日までに分かった。
悪質コメントが書き込まれている投稿は、「アンナの家」を運営するキム・ハジョン神父(69、本名:ビンチェンツォ・ボルド)が6月13日にアップしたものだ。以前から製パン店が継続してケーキを差し入れてくれるため、ケーキを提供することができるとして、支援への感謝を伝える内容になっている。
アップされた動画には、配膳プレートに盛られたご飯の上にケーキを1切れずつ載せる様子が収められている。鶏肉の韓国風煮込み、キムチ、トトリムク(どんぐりのでんぷんをゼリー状に固めたもの)、卵スープも一緒に提供されている。
これに対し、一部のネットユーザーが「ご飯の上にケーキを載せるなんてあり得ない」と批判コメントを書き込んだ。「ご飯の上にケーキは…犬の食事じゃないんだから」「血圧が上がっちゃうよ。なんでご飯の上に…」「ご飯とケーキってどんな組み合わせだよ、そのうちキムチスープも上からかけそうだな」などと冷やかし交じりのコメントも続いた。
この事実がインターネットのコミュニティーサイトなどを通じて広く知れ渡ると、今度は悪質コメントに対する批判の声と、キム神父を応援するコメントが多数寄せられた。中には「ケーキ事件を通じてアンナの家のことを知り、定期支援を開始しました。神父さんもボランティアの方々も、祝福にあふれた毎日を送れることを願っています」という人もいた。
キム神父は1991年に来韓し、宗教指導や精神的ケアなどの活動に従事した。韓国がアジア通貨危機(IMF危機、1997年)に見舞われて以降、路上生活者を支援するために1998年にアンナの家を設立。その後、無料の食事提供を始め、昨年までに食事提供を受けた人は332万人に達した。
キム神父はこれらの功績が認められ、2015年に特別帰化者に選ばれて韓国国籍を取得し、19年には国民勲章の冬柏章(3等)を受賞した。
ヤン・ボムス記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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