【独自】林成根判事「辞職します」…金命洙大法院長「それでは弾劾できないではないか」

 結局、金大法院長は18年6月、「司法介入」疑惑の捜査を検察に委ねた。100人を超える判事が検察の聴取を受けた。ある裁判所長は「検察の聴取を受けて戻り、泣いている判事が多かった。その後相当数が裁判所を去った」と話した。うち、梁承泰前大法院長の在任中勤務した10人の判事は職権乱用の罪で起訴された。金大法院長の人事聴聞会通過を助けた判事も含まれていた。李敏杰元室長の場合、「司法研究」中の18年5月、旧統合進歩党の裁判に介入した容疑で裁判官懲戒委員会にかけられ、同年12月に停職6カ月の処分を受けた。続いて、19年3月にはほぼ同じ罪で起訴され裁判を受けている。

 林成根部長判事はソウル高裁部長判事として在任中の18年8月、金大法院長によって懲戒委にかけられた。林部長判事を懲戒委にかけるよう求める金大法院長の要請を当時のソウル高裁長が拒否すると、大法院長が自ら事案を懲戒委に送る異例の対応を取った。懲戒理由は林部長判事が野球選手、呉昇桓(オ・スンファン)氏(サムスン、元阪神)の裁判に介入したことだった。事件の担当判事は裁判官懲戒委で「不当な干渉はなく、林部長判事の助言が裁判に役立った」と述べたが、けん責処分が下された。林部長判事はその件だけでなく、朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の「セウォル号空白の7時間」に関するコラムを書いた産経新聞の加藤達也元ソウル支局長の裁判に介入した罪でも起訴されたが、昨年2月に一審で無罪判決を受けた。裁判所関係者は「林部長判事は体重が30キロも減り、手術も受けた状態で、昨年4月に金大法院長に辞表を出しに行き、『弾劾』の話を聞いた」と話した。

 金大法院長は同日、本紙に対し、「昨年林部長判事と面談したのは事実だが、やりとりは明らかにできない」と述べた。林部長判事は「一切明らかにはできず、報道を望まない」と語った。

■腐敗認識指数1位はデンマーク&NZ、韓国は39位、日本は?

チョ・ベッコン記者
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